11人待ちで鳳図書館で借りました。
2012年12月12日、兵庫県警本部の留置施設内で
ひとりの女が自殺した。
女の名は角田美代子。尼崎連続変死事件の主犯である。
美代子と同居する集団いわゆる〈角田ファミリー〉が逮捕され、
これまでの非道な犯行が次々と明らかになってきていた矢先だった。と
前書きにありました。

(本の題名もインパクトがあります。)
事件の関係の人物相関図も載っていたのですが、
複雑で分かり難い部分も多いです。
そして、美代子容疑者はすこぶる評判が悪かったことも
書かれていました。
しかし、中学校の担任の先生だけは、家庭的に恵まれていなかったと
同情的でした。
美代子容疑者が補導されて後、引き取りにだれも行かなかったので
その先生が行かれたとか。

(著者の小野一光さん、フリーライターの方です。
HPからお借りしました。)
家庭的に恵まれていない子どもって、世の中にいっぱいいますよねぇ~。
読んでいて、人って追いつめられると、肉親にも虐待するし、
何でもできるんだな!! と思いました。
人間をやっているのがイヤになるような本でしたぁ~。