9日の夜に、ピョンチャン冬季五輪が開幕しました。
私は、2002年のサッカーワールドカップの開会式で韓国に個人的な恨みがあるので(リンク)、ピョンチャンの開会式は、ニュース映像を見ただけでした。
2008年のソウル五輪やワールドカップと同様、韓民族の自画自賛のセレモニーだったようですね。
北朝鮮から金正恩の妹の金与正と、ナンバー2と言われる金永南も列席したとのことで、きわめて政治色の濃いショーでもありました。
それよりもネットで騒がれた謎の像の話題が面白かった。
なんでも、ピョンチャン五輪のプレスセンターの前にある、三体のオブジェのこと(リンク)。謎めいた像なので、記者が現地のボランティアスタッフに聞いたところ、「モルゲッソヨ(知りません)」と答えた。記者は韓国語がわからなかったので、像の名前が「モルゲッソヨ」だと思い込んで、ニュースに配信したんだとか。
これで思い出すのが、カンガルーの名前の由来。
「ヨーロッパの探検家がオーストラリア大陸で初めてカンガルーを見たとき、その動物を指さして、「あの動物は何と言うのか?」と英語で現地人にたずねたところ、現地人は英語が理解できず、「(何を言っているのか)わからない」という意味で「カンガルー」と答えたが、探検家はその動物の名前が「カンガルー」なんだと思い込んだ」
私は、この逸話を英語のサブリーダーで読みましたが、ウィキペディアによれば「俗説」だとのこと。
今回の「モルゲッソヨ」は、相手の言葉がわからないということではなく、そのボランティアスタッフも何の像なのかわからなかったらしいので、カンガルーの話とは違いがありますが。
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