犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

ワクチンで家庭内不和

2021-09-04 23:33:39 | 日々の暮らし(2021.2~)
 コロナワクチンの接種が遅れていた私の住む自治体でも、年齢別に予約・接種が開始されました。

 私も60~64歳の予約が開始された日、予約開始時間ぴったりにオンライン予約しました。同い年の妻と一緒です。種類はファイザーで、1回目の接種は8月25日に終わり、2回目はその3週間後、9月15日の予定。

 娘たちの接種予約受付開始は、もう少し先です。

 ところが、ワクチンを接種するかしないかで、家族の意見が割れています。
岩手に住む長女は、コロナに限らず、ワクチン接種そのものに反対で、

「そういう人工的な薬物を体内に入れるのは、体にとっていいわけがない」

という信念の持ち主。2歳になる長女にも、8か月の長男にも、いっさいワクチン接種はさせていない。

「mRNAなんて、安全性が確認できるのは何年も先だし、とんでもない副反応がこれから出るかもしれない」

などと言っています。

 川越にいる次女はワクチン賛成派。できるだけ早く打ちたいと思っている。

 四女は、長女とはちょっと違う理由でワクチンに反対している。少し前にネット上で広がった「謀略説」に近いですが、「ワクチンを作っている製薬メーカーの戦略に踊らされたくない」んだとか。

「ブースターショットとかいって、3回目が必要って言い始めているでしょう。そのうち、3か月ごとに打たなくちゃダメとかいうことになるよ」

 若いから感染しても軽いはず、とたかをくくっているのかもしれません。

 三女は周りのいろんな意見を聞いて考え中。フィリピンにいる夫はすでにシノファーム(中国製)を接種済みです。

「シノファームって、効かないんじゃない?」

「そんなこと言ったって、選択肢ないんだから、仕方ないじゃん。接種しないという選択肢もないよ。接種証明がないと、スーパーも行けない。生きていけないよ」

 フィリピンは長い間ロックダウンが続いているから深刻です。

 四女は週2~3回、丸の内のオフィスに出社し、毎週のように福岡とか沖縄とかに出張をしています。自宅で子育てをしている三女も、子どもを保育園に預け、9月から勤め(店頭販売)に出ます。

 できれば、家族全員に接種してほしいんですが、家父長制の崩れた今、家長の命令で接種を強制するわけにもいかず、困っています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロシア語再学習の進捗 | トップ | 倒れて3年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の暮らし(2021.2~)」カテゴリの最新記事