ミャンマー語のレッスンのとき、先生が、自分が作ったといって、オウン・ノウッ・カウッスエーを持ってきてくれました。
「チェーズーティンバーデー!(ありがとう)。
ザニーネェ・アトゥードゥー・サーメー(妻と一緒に食べます)」)
「えっ? ウー・ティンアウンリンさん(私のミャンンマー語名)、今日は東京に帰るんですか?」
「はい、午後の新幹線で帰ります」
「大丈夫かな? ココナッツミルクは傷みやすいから」
「ヤーバーデー(大丈夫ですよ)」
「家に着いたらすぐ冷蔵庫に入れてくださいね」
オウン・ノウッ・カウッスエーというのは、ココナッツミルク仕立ての麺料理です。
オウンはヤシ、ノウッはミルク、カウッスエーは麺。
ちなみに、オウンに果実を表すティーをつけると、オウン・ディー(ヤシの実)。
ノウッに牛を表すヌァを前接させると、ヌァ・ノウッ(牛乳)。
ただし、牛肉カレーは、アメーダー・ヒンと言って、牛を別の単語で表すのが不思議。
麺料理はミャンマーにたくさんあって、これ以外にもシャン・カウッスエー(高菜入りのシャン族風麺料理)、モウンヒンガー(ナマズスープの麺料理)が有名。
麺の種類は、小麦の麺だったり米の麺(ビーフン)だったりします。
いただいたスーパーのレジ袋には、スープの入ったプラスティックの器に、市販の中華麺をつけてくれていました。
「大丈夫」と答えたものの、ココナツミルクが傷みやすいと言われたのが気になりました。今日は、暑いしなあ。
(そうだ!)
京都出町柳の駅前にインド料理屋があります。これまでレッスンの後に何回か行き、オーナーと友達になっていました。
(彼に頼んで、お店で食べさせてもらおう!)
店に入ると、いつもは閑散としている店にお客さんが一杯。
奥には10人ぐらいの団体がいて、ちょうどオーナーが注文をとっているところでした。私はカウンターに座りましたが、その直後に別の欧米人の客が来て、私の隣に座ります。とても、「無理なお願い」ができる雰囲気ではありません。
(こりゃだめだ)
結局、普通にインドカレーのランチを食べて、オウン・ノウッ・カウッスエーをはるばる埼玉県まで持ち帰りました。
夜、少し早い夕食に、家族で食べましたが、なんともありませんでした。
スープはココナッツミルクベースで、鶏肉、玉ねぎ、ジャガイモが入っており、魚醤(タイのナンプラーのようなもの)で味つけがしてある。上品な味で、とてもおいしくいただきました。
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