犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

狭山市にできたサリサリストアー

2022-02-01 23:40:35 | フィリピン
 家から車で30分ほどのところに、フィリピンの食料品などを売るサリサリストアーができたというので、行ってみました。

 サリサリストアーというのは、食料品や生活雑貨などいろいろなものを売る小規模店舗。「サリサリ」はタガログ語で「いろいろな」という意味だそうです。

 フィリピン版よろずやといったところでしょうか。

 娘夫婦もフィリピンで暮らしていたときは、よくお世話になっていたそうです。

 行ったのはオープンして2日目。

 「祝開店」の花がたくさん飾られていて、店主とその家族、友達らしきフィリピン人たちが、花の前で写真を撮ったりしていました。

 D(娘の夫)がタガログ語で話しかけると、嬉しそうにこたえてくれました。マニラの出身だそうで、Dとは故郷が違うとはいえ、日本で会う同国人を歓迎してくれました。

 狭い店内には、お菓子、飲み物、洗剤などが置いてありましたが、Dが欲しいと思っていた辛いチリガーリックオイルは、ないとのこと。

 そのかわり、モンゴーというフィリピン料理に使う緑豆を見つけたので購入。

 私の好みでサンミゲルとレッドホースというフィリピンのビール、それに豚の皮を揚げたスナックも買いました。

 店を出た後、Dは「高い、高い」と言っていましたが、フィリピンの食材を輸入販売しているのだから、本国の価格と比べて高いのは当たり前。

「ソウルで日本の食材が高かったのと同じだね」

 フィリピンにはこの手のサリサリストアがなんと100万軒もあるそうです。

 市場やスーパーで仕入れた食料品を小分けにして売っているそうです。

 貧しい人はまとめ買いはできないので、1個ずつ買っていくらしい。タバコも1本単位で売っている。もちろん、店の利益が乗せられているので、1個あたりの価格は割高なのですが…。

 大阪にいた時、ときどき行っていたフィリピンバーも、店の一角にフィリピンの食材を置いて、サリサリストアを兼ねていました。そのお店では、日曜日限定で、フィリピン料理のランチビュッフェもやっていて、そのあたりのフィリピン人(多くはフィリピンクラブのホステス)に喜ばれていました。(リンク

 狭山のサリサリストアーも、いずれは店舗の2階をレストランにして、フィリピン料理を出したいと言っていました。

 でも、狭山市にフィリピン人が特に多いという話は聞かないので、どのぐらいお客さんが来るんだろう。

 他人事ながら、心配になります。

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