D(娘の夫)はカーマニアで運転も好き。
来日して日本で運転することを楽しみにしていました。
運転するためには免許証が必要です。
そのためにはフィリピンの免許証を、日本で運転できるように、切替手続きをする必要がある。これを外免切替というそうです。
来日前に外免切替に必要な書類を調べたところ、免許証以外に「オフィシャル・レシート」というものが必要らしいことがわかりました。
オフィシャル・レシートは免許証を取得するときに同時に発行されるそうです。
Dに聞いたところ、
D「もらったかもしれないけど、なくしちゃった。ふだん使わないから」
娘「それがないと、切替できないらしいよ。再発行してもらってよ」
でも、来日まで日がありません。
D「再発行はマニラに行かないとできないから間に合わない」
Dが来日直前まで、自動車学校に勤めていたことは、以前書きました。
D「ちょっと、社長に聞いてみる」
社長はマニラにいるのですね。それで、マニラの役所で賄賂か何かを使ったのでしょう、めでたく来日4日前に再発行されました。
そして、先日、Dは娘といっしょに埼玉県の鴻巣免許センターに行きました。
ところが、免許センターの係員のいうところによれば、「オフィシャル・レシートの発行日から3か月間フィリピンに滞在していることが証明できなければいけない」ということなのです。
再発行されたオフィシャル・レシートは来日4日前の発行ですから、この条件を満たさない。
D「2013年に免許とってから、ずっとフィリピンにいました」
係員「ですから、それを証明する書類がないと……」
娘の話では、口調は穏やかだが、なんか犯罪者を取り調べているような雰囲気だったということ。
結局、この日は「書類不備」で書類を受け付けてもらえませんでした。
必要書類は本人がマニラに行って手続きをする必要がある。代理人が手続きをすることができるのか、調べてみなければわからないが、申請書には本人の署名が必要だし、そのためには日比間で何回も国際郵便のやりとりをしないとならない。家族に頼むとしても、バギオからマニラまで車で5時間。複雑な手続きを家族がミスなく行うことは不可能に近い…。
娘「しばらくは運転できないね」
D「残念!」
私「日本で免許を取り直すほうが早いんじゃない?」
娘「でもお金かかるし、日本語ができないから、試験が受からないと思う」
私「じゃ自転車で我慢するんだね」
その後、Dは、家に長い間放置されてさび付いていたママチャリの整備を始め、乗れる状態にしました。ブレーキを調整し、タイヤの空気を入れ、さびを落としてピカピカに磨き上げました。
最近は、その自転車に乗って、けっこう遠出をしているようです。
来日して日本で運転することを楽しみにしていました。
運転するためには免許証が必要です。
そのためにはフィリピンの免許証を、日本で運転できるように、切替手続きをする必要がある。これを外免切替というそうです。
来日前に外免切替に必要な書類を調べたところ、免許証以外に「オフィシャル・レシート」というものが必要らしいことがわかりました。
オフィシャル・レシートは免許証を取得するときに同時に発行されるそうです。
Dに聞いたところ、
D「もらったかもしれないけど、なくしちゃった。ふだん使わないから」
娘「それがないと、切替できないらしいよ。再発行してもらってよ」
でも、来日まで日がありません。
D「再発行はマニラに行かないとできないから間に合わない」
Dが来日直前まで、自動車学校に勤めていたことは、以前書きました。
D「ちょっと、社長に聞いてみる」
社長はマニラにいるのですね。それで、マニラの役所で賄賂か何かを使ったのでしょう、めでたく来日4日前に再発行されました。
そして、先日、Dは娘といっしょに埼玉県の鴻巣免許センターに行きました。
ところが、免許センターの係員のいうところによれば、「オフィシャル・レシートの発行日から3か月間フィリピンに滞在していることが証明できなければいけない」ということなのです。
再発行されたオフィシャル・レシートは来日4日前の発行ですから、この条件を満たさない。
D「2013年に免許とってから、ずっとフィリピンにいました」
係員「ですから、それを証明する書類がないと……」
娘の話では、口調は穏やかだが、なんか犯罪者を取り調べているような雰囲気だったということ。
結局、この日は「書類不備」で書類を受け付けてもらえませんでした。
必要書類は本人がマニラに行って手続きをする必要がある。代理人が手続きをすることができるのか、調べてみなければわからないが、申請書には本人の署名が必要だし、そのためには日比間で何回も国際郵便のやりとりをしないとならない。家族に頼むとしても、バギオからマニラまで車で5時間。複雑な手続きを家族がミスなく行うことは不可能に近い…。
娘「しばらくは運転できないね」
D「残念!」
私「日本で免許を取り直すほうが早いんじゃない?」
娘「でもお金かかるし、日本語ができないから、試験が受からないと思う」
私「じゃ自転車で我慢するんだね」
その後、Dは、家に長い間放置されてさび付いていたママチャリの整備を始め、乗れる状態にしました。ブレーキを調整し、タイヤの空気を入れ、さびを落としてピカピカに磨き上げました。
最近は、その自転車に乗って、けっこう遠出をしているようです。
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