犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

カムカムエヴリバディ最終回の残念

2022-04-08 23:56:25 | 朝ドラ
 NHKの朝ドラ、 カムカムエヴリバディが終わりました。

 コロナでフルリモートになって、毎朝見られるようになったので、ほぼ欠かさず見ていました。

 特に今回は、最近の朝ドラの中では出色の出来だったように思います。

 実は、家族の中でこれをとても楽しみにしている者がいるのですが、それは1歳3か月の孫娘です。

 といっても、楽しんでいたのはドラマ内容のはずがなく、オープニングソング(正確にはそのときに流れるアニメっぽい映像)です。

 いつもこれが始まると大はしゃぎで、途中、猫が出てくるときは指をさして「ワンワン」といいます(ニャンニャンだろ!)。



「もう今日が最後だよ。残念だねえ」

 周りの者がそんなことを言いながら、オープニング音楽を待ちます。

 ところが…。

 最終回の今日に限っては、それがなかなか始まらない。全体で15分なのに、10分を過ぎようとしても流れない。

「最終回は、やらないのかなあ」

「そんな…」

 孫娘も集中が切れ、よそ見をし始めます。

 11分経過したとき、やっと音楽が流れ始めました。

「やったー!」

 ところが…

 いつもと違って、画面は過去の回想映像が流れ、孫娘が楽しみにしていたアニメ映像はやらなかったのです!

「残念!」

 この孫娘、日本人の母とフィリピン人の父の間に生まれたため、また両親もそれを望んでいるため、ドラマの中のヒロインたちのように、いずれは日英(+タガログ?)のバイリンガルになることでしょう。

 どうしたら本人の負担なく、バイリンガルに育てられるかということが、夫婦の関心事でもあり、途中から私の娘も、ドラマを興味深く見るようになりました。

「一つ残念なのは五十嵐だね。最終回でデイジーと離婚して、ひなたと結ばれると思ったのに…」

 娘の最終回の感想です。私は永遠の切られ役、虚無蔵さんが好きでしたが。

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