写真:淡路島に自生するケシ。(関テレ)
部員が大麻を常習的に吸っていたということで、廃部が取りざたされている日大アメフト部。
部員の初公判の様子が報道されていました。
報道によると、直接の容疑は、学生寮で覚醒剤を合成麻薬のMDMAだと誤認して所持したこと。
被告は、高校3年の3月頃から大麻を使い始め、同部内で大麻を使用していたのは「10人程度だった」と述べたそうです。
同部監督から「沢田副学長に見つかってよかったな」と言われた。「もみ消すのだと思い、少し安心した」と話した…。
沢田副学長は検事出身なので、もみ消してもらえると思った…。
麻薬の使用はもちろんですが、この考え方も大問題。ぜんぜん罪の意識がないですね。
ところで、
子どもの童謡の「かたたたき」には、
♬お縁側には日がいっぱい
タントン タントン タントントン
真っ赤なけしが笑ってる
タントン タントン タントントン
という一節があります。
ここに出てくるケシが、麻薬の材料になるケシと同一の種類なのかどうか、よくわかりませんが、西條八十(さいじょう・やそ)が大正時代にこの歌を作詞したとき、どこの庭にも生えている、身近な植物だったのかもしれません。
なお、朝ドラ『ブギウギ』の中で出てくる戦前のヒットソング、「蘇州夜曲」も西條八十作詞(作曲は服部良一)だそうですね。
※ 麻薬になるケシは、一部の種類だそうです。アンパンにふりかけてあるのも、無害のケシの種ということです。
ケシはアヘン、モルヒネ、ヘロインの原料
またケシは麻薬成分をもたない(少ない)ものも多く、田舎では割と自生してますし、時期になるとよくみかけます。種子はあんぱんにふりかけてたりしますし、栽培されてます。
つまり、栽培していいケシといけないケシがある
となると、アメフト部の話と、童謡の話はつながらなくなるわけで…
いずれにしろ修正します。
ありがとうございました。