夕方、三女と孫娘が自宅の風呂に入ろうとしたときのこと。
しばらくして、孫娘がすっ裸で居間に戻ってきました。
「大ピンチ! お湯がない!」
お風呂に入ってみたら、湯船にお湯がたまっていなかったのですね。
「それは大変! 確かに大ピンチだ!」
いつもは、ばあば(私の妻)が先に風呂に入ったあと、娘家族が風呂に入るのですが、この日は順序が逆。風呂の用意ができていないのに、裸になって風呂場に入ったわけです。
まだ2歳の孫娘が、「大ピンチ」という言葉を知っていたのは、人気の絵本『大ピンチずかん』(鈴木のりたけ、小学館、2022年刊)を読んでもらっていたからです。
『大ピンチずかん』は2022年初刷で、23年6月には第15刷ですから、ベストセラーと言っていいでしょう。
牛乳パックからコップに牛乳を注いだら、それがこぼれた。大ピンチ! もったいないからテーブルにこぼれた牛乳をすすろうとして、頭がコップに当たって、コップがひっくりかえって、牛乳がぜんぶこぼれた…。もっと大ピンチ!
紙パック入りのジュースをストローで飲んでいたら、ストローがパックの中に入ってとれなくなった。大ピンチ!
こどもの日常生活の中で、いかにもありそうな「大ピンチ」の場面が満載されています。
ところで、最近見つけたカフェ・クロックという喫茶店(リンク)に行ったときのこと。
「この前の歌会、盛況だったんですよ」
歌会というのは、この喫茶店で毎月開かれているイベントで、お客さんが思い思いの楽器を持ち込んで(ギターが多いらしい)、弾き語りで歌を披露し合うというもの。
会費1500円を払わなくてはならないにもかかわらず、人気が高く、すぐに予約で一杯になってしまう。
その日、そんなイベントがあるとは知らずに出かけていき、歌会が始まる16:00前にコーヒーを一杯だけ飲んで帰ったのですが、当の歌会がたいそう盛り上がったという話をしてくれました。
「店が終わった後も、常連さんの何人かと飲んだんですよ。それはよかったんですけど、浦和に帰ったら、スマホがないことに気づいたんです」
「それは大ピンチじゃないですか!」
「そうなんです。それで、その日に立ち寄ったところに引き返して、聞いて回ったんですけど、ないんです」
「拾得物として届いてないんですか?」
「GPSで追跡したら、ある家が表示されたんで、その家を訪ねたんですけど、老人が出てきて知らないって。どうも、拾った人がその家の前を通ったところでバッテリーがなくなったらしいんですね」
「手掛かりなしですね」
「面白いのが、そのスマホで写した写真はクラウドに保存されるんですけど、その日の夜に1枚アップされている。それが、浦和駅のプラットフォームらしいんです」
マスターは、その写真を見せてくれました。
確かにプラットフォームと犯人(?)のものらしい足が写っている。
スマホはロックがかかっているので、解除しないと何もできないけど、写真だけはとれるそう。
「結局、見つからなかったんですね。それは災難でしたね」
「まあ、大切なデータはみなクラウドにあるし、そのスマホは買ってから4年ぐらいたっていて、そろそろ買い換えようと思っていたところだったんで、そんなにショックじゃないんですが…」
私は今年の前半にスマホを買い替えたばかり。すべてのデータをクラウドに保存しているわけではないので、紛失したら大ピンチです。
マスターのように、酔っぱらって落とす、なんてことがないように、注意しなくちゃ。
しばらくして、孫娘がすっ裸で居間に戻ってきました。
「大ピンチ! お湯がない!」
お風呂に入ってみたら、湯船にお湯がたまっていなかったのですね。
「それは大変! 確かに大ピンチだ!」
いつもは、ばあば(私の妻)が先に風呂に入ったあと、娘家族が風呂に入るのですが、この日は順序が逆。風呂の用意ができていないのに、裸になって風呂場に入ったわけです。
まだ2歳の孫娘が、「大ピンチ」という言葉を知っていたのは、人気の絵本『大ピンチずかん』(鈴木のりたけ、小学館、2022年刊)を読んでもらっていたからです。
『大ピンチずかん』は2022年初刷で、23年6月には第15刷ですから、ベストセラーと言っていいでしょう。
牛乳パックからコップに牛乳を注いだら、それがこぼれた。大ピンチ! もったいないからテーブルにこぼれた牛乳をすすろうとして、頭がコップに当たって、コップがひっくりかえって、牛乳がぜんぶこぼれた…。もっと大ピンチ!
紙パック入りのジュースをストローで飲んでいたら、ストローがパックの中に入ってとれなくなった。大ピンチ!
こどもの日常生活の中で、いかにもありそうな「大ピンチ」の場面が満載されています。
ところで、最近見つけたカフェ・クロックという喫茶店(リンク)に行ったときのこと。
「この前の歌会、盛況だったんですよ」
歌会というのは、この喫茶店で毎月開かれているイベントで、お客さんが思い思いの楽器を持ち込んで(ギターが多いらしい)、弾き語りで歌を披露し合うというもの。
会費1500円を払わなくてはならないにもかかわらず、人気が高く、すぐに予約で一杯になってしまう。
その日、そんなイベントがあるとは知らずに出かけていき、歌会が始まる16:00前にコーヒーを一杯だけ飲んで帰ったのですが、当の歌会がたいそう盛り上がったという話をしてくれました。
「店が終わった後も、常連さんの何人かと飲んだんですよ。それはよかったんですけど、浦和に帰ったら、スマホがないことに気づいたんです」
「それは大ピンチじゃないですか!」
「そうなんです。それで、その日に立ち寄ったところに引き返して、聞いて回ったんですけど、ないんです」
「拾得物として届いてないんですか?」
「GPSで追跡したら、ある家が表示されたんで、その家を訪ねたんですけど、老人が出てきて知らないって。どうも、拾った人がその家の前を通ったところでバッテリーがなくなったらしいんですね」
「手掛かりなしですね」
「面白いのが、そのスマホで写した写真はクラウドに保存されるんですけど、その日の夜に1枚アップされている。それが、浦和駅のプラットフォームらしいんです」
マスターは、その写真を見せてくれました。
確かにプラットフォームと犯人(?)のものらしい足が写っている。
スマホはロックがかかっているので、解除しないと何もできないけど、写真だけはとれるそう。
「結局、見つからなかったんですね。それは災難でしたね」
「まあ、大切なデータはみなクラウドにあるし、そのスマホは買ってから4年ぐらいたっていて、そろそろ買い換えようと思っていたところだったんで、そんなにショックじゃないんですが…」
私は今年の前半にスマホを買い替えたばかり。すべてのデータをクラウドに保存しているわけではないので、紛失したら大ピンチです。
マスターのように、酔っぱらって落とす、なんてことがないように、注意しなくちゃ。
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