フィリピン出身のD(娘の夫)は、就活の末、ハローワークで紹介してもらったお菓子作りの工場に勤務しています。
フィリピンで教職の経験があるので、本当は英語教育の仕事を希望していたのですが、ハードルが高く、受けたところは全部不合格でした。
ALT(英語補助教師)については、求職時期が遅すぎたので、そもそも求人が少なかった。
来年度に再挑戦するしかなさそうです。
その後、複数の ALTの経験者から話を聞くことができました。
一人はアメリカ人で、日本人の奥さんと2人の子どもがいる。
ALTで働いていたけれども、日本的な仕事の仕方になじめず、給料にも不満があったので、日本での生活に見切りをつけてまもなくアメリカに帰国するとのこと。
彼は高校でALTをしていましたが、拘束時間の割に給与が低く、家族を養えないと不満をもらしていました。
もっとも、彼の場合、学校や自治体による直接雇用ではなく、ALTのエージェントを通していたので、待遇が悪かったのかもしれません。
「直接雇用はもっといいかもしれないが、日本語力が求められるので、日本語ができないと難しい」
一般の英会話教室でも働いたそうですが、教えるだけではなく、ビラ配りなどもやらされた。それに比べればALTのほうがマシ、とのこと。
もう一人は、JETプログラムでALTとして2年半働いたという女性。
JETプログラムというのは、日本政府の外国青年招致事業で、ALTの中では最も待遇がいいらしい。ただし、任期は基本3年、最長でも5年。
勤務時間は固定で、8:30~16:15 (学校により違いあり)。土日は休み。英会話スクールは、早朝から夜中までのシフト勤務だったりするらしい。ワークライフバランスがいいことが最大の利点だそうです。
住居に関しては、政府からの補助金があり、田舎(彼女の場合、静岡県)で暮らす分には給料は十分だそうです。
ただ、JETプログラムは海外に居住する人を対象にしているので、日本在住のDは対象外です。
エージェントを通す場合、転居が必要な田舎を紹介されることがあり、身軽な独身者でないと難しいかもしれません。
一般に、ALTの仕事内容は、日本人の先生とペアになって英語の授業をすること。主体的に授業する場合もあれば、発音指導だけの場合もある。作文の採点や英会話クラブの参加なども。
授業中は、英語だけを使います。でも、授業以外では、日本人教師とのコミュニケーションをとるためにも、日本語が必要。特に、英語専門の教師のいない小学校では必須とのこと。
ALTの収入は、エージェントを通すと高くても23万円。直接雇用は、Dが応募したところは31万円。昇給は、何年やってもほとんどなし。JETプログラムはよくわかりません。
これを安すぎるとみるか、十分だと思うかは、人それぞれでしょう。
Dが今働いている工場は、最低賃金+αの時給制で、交通費も全額は出ないので、それよりはいいでしょう。
まずは今の職場で働きながら、日本語を勉強し、7月にJLPT5級、12月に4級に合格し、来年度の直接雇用のALTを目指すことを勧めました。
フィリピンで教職の経験があるので、本当は英語教育の仕事を希望していたのですが、ハードルが高く、受けたところは全部不合格でした。
ALT(英語補助教師)については、求職時期が遅すぎたので、そもそも求人が少なかった。
来年度に再挑戦するしかなさそうです。
その後、複数の ALTの経験者から話を聞くことができました。
一人はアメリカ人で、日本人の奥さんと2人の子どもがいる。
ALTで働いていたけれども、日本的な仕事の仕方になじめず、給料にも不満があったので、日本での生活に見切りをつけてまもなくアメリカに帰国するとのこと。
彼は高校でALTをしていましたが、拘束時間の割に給与が低く、家族を養えないと不満をもらしていました。
もっとも、彼の場合、学校や自治体による直接雇用ではなく、ALTのエージェントを通していたので、待遇が悪かったのかもしれません。
「直接雇用はもっといいかもしれないが、日本語力が求められるので、日本語ができないと難しい」
一般の英会話教室でも働いたそうですが、教えるだけではなく、ビラ配りなどもやらされた。それに比べればALTのほうがマシ、とのこと。
もう一人は、JETプログラムでALTとして2年半働いたという女性。
JETプログラムというのは、日本政府の外国青年招致事業で、ALTの中では最も待遇がいいらしい。ただし、任期は基本3年、最長でも5年。
勤務時間は固定で、8:30~16:15 (学校により違いあり)。土日は休み。英会話スクールは、早朝から夜中までのシフト勤務だったりするらしい。ワークライフバランスがいいことが最大の利点だそうです。
住居に関しては、政府からの補助金があり、田舎(彼女の場合、静岡県)で暮らす分には給料は十分だそうです。
ただ、JETプログラムは海外に居住する人を対象にしているので、日本在住のDは対象外です。
エージェントを通す場合、転居が必要な田舎を紹介されることがあり、身軽な独身者でないと難しいかもしれません。
一般に、ALTの仕事内容は、日本人の先生とペアになって英語の授業をすること。主体的に授業する場合もあれば、発音指導だけの場合もある。作文の採点や英会話クラブの参加なども。
授業中は、英語だけを使います。でも、授業以外では、日本人教師とのコミュニケーションをとるためにも、日本語が必要。特に、英語専門の教師のいない小学校では必須とのこと。
ALTの収入は、エージェントを通すと高くても23万円。直接雇用は、Dが応募したところは31万円。昇給は、何年やってもほとんどなし。JETプログラムはよくわかりません。
これを安すぎるとみるか、十分だと思うかは、人それぞれでしょう。
Dが今働いている工場は、最低賃金+αの時給制で、交通費も全額は出ないので、それよりはいいでしょう。
まずは今の職場で働きながら、日本語を勉強し、7月にJLPT5級、12月に4級に合格し、来年度の直接雇用のALTを目指すことを勧めました。
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