犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

フィリピンEXPO 2022

2022-06-11 23:31:57 | フィリピン
 週末に上野公園で開催されるフィリピンEXPO 2022に、三女の夫のD(フィリピン人)が清掃ボランティアに行きました。

「フィリピン料理の出店があるんだよね?」

「はい」

 東京にフィリピン料理のレストランは少ないので、行くことに。

 三女とその娘は、長距離の電車移動が難しいのでお留守番。次女とその息子、四女夫婦と上野駅で待ち合わせました。

 ところが行ってみると、入口には長蛇の列。数百人、いや千人以上かもしれません。しかも、列は遅々として進みません。

「こりゃすごいね!」

「並んで入ったとしても、中のお店でまた並ぶんでしょう?」

「食べ物が売り切れちゃうかも」


 せっかく来たのに残念ですが、1歳半の子ども(次女の息子)を連れていたこともあり、入場を断念しました。

 場内でボランティアをしているDに、ラインでその旨を伝えました。

 でも、アドボシニガンスープ(どちらもフィリピン料理)を食べる気満々で来ていたので、やっぱりフィリピン料理が食べたい。

「たしか、上野にフィリピン料理の店があるはずだよ」

 以前、三女夫婦が行って、けっこうおいしかったと言っていたのです。

 スマホで検索して、それらしき店に向かいました。

 その店が入っている雑居ビルの前の路上で、テイクアウトのアドボ(煮込み)弁当と、ディヌグアン(血を使った煮込み)弁当が売られていました。

 フィリピンのカラオケの店なのですが、週末の昼だけ、ビュッフェ形式のランチをやっているようです。

 しかし、店はフィリピン人のお客さんでいっぱい。きっと、EXPOから流れてきた人たちでしょう。

 帰ろうとすると、フィリピン人のおばさんが、近くに姉妹店があるから、案内すると言うので、ついていきました。

 しかし、連れていかれた店も席はおおかた埋まっています。

 われわれは5人で、あとからDとその友達も合流するので、席が足りない。そのうえ、後ろからフィリピン人がどんどん入ってきます。

 日本人の感じのいいご主人が、申し訳なさそうに言うには、

「席はなんとかなっても、用意した料理が足りなくなるかもしれません」

 結局、ここもあきらめて、途中で見かけたバルに入りました。

下町バル ながおか屋

 スペイン風のバルですが、メニューにはラムや、鹿肉などのジビエ料理が並んでいます。

 そこへ、13:00までのボランティアを終えたDとその友達が合流しました。

 彼らも、「あんなに人が来るとは思わなかった」と言っていました。

 楽しみにしていたフィリピン料理にはありつけなかったものの、
ラムのカツ、
鹿肉ステーキ、
スペイン風タコ炒め、
スペイン風もつ煮込み(ハチノス)、
イカ墨パエリア
など、ちょっと変わった料理が食べられて、一同、大満足でした。

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