犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

バンコク便り~食事

2011-04-29 23:41:15 | バンコク便り

 今回の出張,初日は深夜に到着したため夜は機内食。夕食の機会は二回しかありませんでした。

 そのうち一回は,出先のショッピングモール内で済ますことになりました。タイに来たからにはタイ料理を食べたかったのですが,タイ料理は少ない。

 そのなかに「スキシ」という不思議な店がありました。タイスキの店のようでありながら,回転寿司のように何かが回っている。どうも,タイスキに入れる具が回転寿司よろしく回っているようなのです。それで名前も「スキヤキ」+「スシ」=「スキシ」。

 もともとタイスキはもう飽きているし,行列しているしで別の店に。結局,並ばずに入れる所,「フィッシュ・マーケット」という洋食系のお店に入りました。

 しかし…。ビールがない。

 好きなタイ料理は食べられない,酒はない,タバコは吸えない(全館禁煙)の三重苦です。注文を済ませた後,喫煙のために一階におり外に出ると,喫煙スペースの向かいに「コールド・ドリンク」の看板が。

「ミー・ビア・ループラオ・クラッ」(ビールありますか)

「ミー・クラッ」(あります)

(!!!)

 さっそく缶ビール(チャーン)を5つほど買い込んでレストランに戻りました。店の人も何もいわず微笑むのみ。「微笑みの国,タイ」です。これで三重苦の一角が解消されました。出てきた魚料理は,味付けがタイ風の香辛料を使っていて,まあまあ満足できました。

 二日目の夜は,前回書いた停電の夜で,行ったところはすでに何回も通ったタイ料理屋。定番のタイ料理を満喫しました。

 昼食は例によって,ビル内にあるフードコート。自分の好みのタイ料理を選んで食べることができます。初日はカオマンガイ(鶏出汁ご飯鶏肉載せ)にクイティヤオ(タイ式うどん),二日目は豚の臓物煮込み(豚の肺,皮,小腸,血など)ご飯。

 会議中に出るおやつも出張の楽しみの一つです。

 乾きもののほかに,めずらしいところでは落花生の塩ゆで。生の落花生を軽く塩で茹でたもので,不思議にあとをひき,ついつい手が伸びます。

 果物はチョンプー(ローズアップル)。形はりんごですが,水っぽくて味がない。今回出たチョンプーは熟していてほのかに甘味もあり,初めておいしいと思える味でした。そしてマラコー(パパイヤ)のあまり熟してないやつを砂糖+塩+唐がらしのミックスされた粉末につけていただきます。

 新しい発見がドリアンチップス。果物の魔王,悪臭果実を乾燥させたものです。これが意外にいける。ポテトチップのような香ばしさでした。


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2 コメント

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カーオニオマムアン (トムヤム)
2011-04-30 23:35:47
私のお勧めは「カーオニオマムアン」です。
もち米に熟したマンゴーをのせ、ココナッツミルクをかけて食べます。

「カーオニオドリアン」もありますが、ドリアンに当たり外れがあり、その見極めが難しいです。
返信する
カーオニオマムアン (犬鍋)
2011-05-01 17:12:40
はブログに記録がありました。

http://blog.goo.ne.jp/bosintang/e/f21ddac8642ee0b84adecbeeb23545e8

ドリアンのほうも機会があれば挑戦したいです。
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