写真:「尹錫悦政府、屈辱外交、審判」のプラカードを持つ李在明代表
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が訪日し、岸田首相と首脳会談を行ったことについて、野党は激しく批判しています。
野党、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は、18日、ソウル市庁周辺で行われた韓日首脳会談糾弾汎国民大会に参加しました。
中央日報日本語版によれば、尹大統領に向けて、「日本に行った大統領が国民の考え通りに行動せず、結局日本の下手人の道を選択した」と批判したそうです。
韓国野党代表「尹大統領、結局『日本の下手人』の道を選択…屈辱的野合」
日本語で下手人といえば、「〔古風〕人を殺した犯人」(三省堂国語辞典)。
ちょっと、意味が通りません。
韓国語原文を確認してみましたが、当該箇所は、やはり「일본 하수인(日本の下手人)」になっています。
韓国の標準国語大辞典にあたってみると、
下手人①手を出して直接人を殺す人、②他人の下で使い走りの役割をする人
となっており、
②の用例として、「日帝の下手人になる」が挙げられていました。
なので、翻訳するなら、そのまま「下手人」とするのではなく、「手下」とか「手先」とするのが適切なようです。
ところで、この発言の主の李在明代表は、さまざまな疑惑があって、検察からは逮捕状が請求されましたが、国会議員の不逮捕特権で、逮捕を免れています。
周辺では、かつての側近など、下手人(②の意味)が次々に自殺。これまでに、5人が亡くなっています。
李在明氏は、これら犠牲者の下手人(①の意味)と言われてもおかしくありません。
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