7月16日付の朝日新聞に、ミャンマーの日本語熱に関する記事がありました。
それによれば、7月2日にミャンマーで実施されたJLPT(日本語能力試験)に、推計10万人が応募したとのことです。
これは、昨年(2022年)12月の5万2132人の約2倍となる急増ぶり。
クーデター後のミャンマーでは、教育機関が混乱し、国内で大学卒業をあきらめた20歳前後の若者たちの間で、日本語を勉強して日本への留学・就職を目指す人たちが増えているとのこと。
「教育機関の混乱」というのは、軍人政権に反発した教員が、「不服従運動」といって、職場を放棄し、教育機関がマヒした事態のこと。
JLPTの国籍別受験者数は、22年12月時点でミャンマーが1位でしたが、今回の急増で、2位(台湾)との差を大きく広げたもようです。
1位 ミャンマー 19.0%
2位 台湾 13.8%
3位 韓国 11.9%
4位 ベトナム 10.2%
5位 インドネシア 5.4%
22年12月のレベル別受験者数は、
N1 559人
N2 2115人
N3 7775人
N4 28726人
N5 6603人
となっており、技能実習生の応募資格が得られるN4の受験者数が多い。
ミャンマー語は、語順や助詞など、日本語と文法が似ていて、初級レベルは学習しやすいという理由もあるのでしょう。また、ミャンマーの賃金水準からみて、日本の賃金は依然として十分に魅力的、ということもあるのでしょう。
少し古い情報ですが、ミャンマーの中等教育以上は、ミャンマー語ではなく英語で行われるので、大学に進学するような生徒たちの英語力はかなり高いと聞いたことがあります。
ミャンマーで英語の教員をしていたような人々を、日本の初・中等教育におけるALTとして雇用するというのも、良い方法ではないでしょうか。
それによれば、7月2日にミャンマーで実施されたJLPT(日本語能力試験)に、推計10万人が応募したとのことです。
これは、昨年(2022年)12月の5万2132人の約2倍となる急増ぶり。
クーデター後のミャンマーでは、教育機関が混乱し、国内で大学卒業をあきらめた20歳前後の若者たちの間で、日本語を勉強して日本への留学・就職を目指す人たちが増えているとのこと。
「教育機関の混乱」というのは、軍人政権に反発した教員が、「不服従運動」といって、職場を放棄し、教育機関がマヒした事態のこと。
JLPTの国籍別受験者数は、22年12月時点でミャンマーが1位でしたが、今回の急増で、2位(台湾)との差を大きく広げたもようです。
1位 ミャンマー 19.0%
2位 台湾 13.8%
3位 韓国 11.9%
4位 ベトナム 10.2%
5位 インドネシア 5.4%
22年12月のレベル別受験者数は、
N1 559人
N2 2115人
N3 7775人
N4 28726人
N5 6603人
となっており、技能実習生の応募資格が得られるN4の受験者数が多い。
ミャンマー語は、語順や助詞など、日本語と文法が似ていて、初級レベルは学習しやすいという理由もあるのでしょう。また、ミャンマーの賃金水準からみて、日本の賃金は依然として十分に魅力的、ということもあるのでしょう。
少し古い情報ですが、ミャンマーの中等教育以上は、ミャンマー語ではなく英語で行われるので、大学に進学するような生徒たちの英語力はかなり高いと聞いたことがあります。
ミャンマーで英語の教員をしていたような人々を、日本の初・中等教育におけるALTとして雇用するというのも、良い方法ではないでしょうか。
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