犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

曜日の相性

2015-01-21 23:59:33 | ミャンマー

 ミャンマー語の勉強のほうは、CDエキスプレス(白水社)が一通り終わり、別の本で復習のようなことをしています。

 曜日は基本単語ですが、サンスクリットかパーリ語起源らしく、一語一語が長くて覚えにくい。

「ディーネ・バーネーレー(今日は何曜日ですか)」

みたいな例文で、パターンプラクティスをするのですが、なかなか咄嗟には出てこない。

「あなたの誕生日は何曜日ですか?」

(あっ、そういえば前、調べてもらったなあ)

「忘れたんですか。犬鍋さんの誕生日は土曜日でしたよね」

 先生のほうが覚えてくれていました(→リンク)。

「でも、ミャンマーではどうして生れた日の曜日が重要なんですか?」

「曜日は、人の相性に関係するからです。ミャンマーでは、男女が親しくなると、必ず生れた曜日を聞きます」

「へぇー、それによってつきあうかどうかが影響されるんですか」

「そうです。重要ですよ。私は水曜日生まれで主人は日曜日。水曜日と日曜日は相性がいいんです」

「相性って、けんかしないとか?」

「お金がたくさんもうかったり、幸せになったりします」

「じゃ先生も結婚後いいことがありましたか」

「はい。結婚した次の月に、主人がそのときやっていた中古車の輸入販売で大きな商談が来て、儲かりました」

(それって、偶然じゃ…)

「犬鍋さんの奥さんは何曜日生まれですか?」

「知りません」

「じゃ私が調べてあげますよ」

「ヤー・バー・デー(結構です)。いまさら相性が悪いことがわかって、離婚に発展したりすると困りますから」

「ハハハ」


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