日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
calendar
2010年7月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | 2 | 3 | ||||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | ||
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | ||
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | ||
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | ||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo blog
archives
categories
moet's nonsense(1574) |
役に立たない旅の記憶(569) |
バレエ(231) |
ブルージュとベルギー(471) |
ブルージュとベルギー 街のアドレス(45) |
英国(312) |
ロンドンと英国 街のアドレス(74) |
お菓子作りは実験(79) |
美しきもの(143) |
おすすめのもの(47) |
人びとのかたち(75) |
amuse(10) |
***(17) |
セカイ通信ロンドン(5) |
recent entries
解放軍が迫るホテルで |
ルネサンス前夜のシエナで光る |
真春の夕の夢 桜色 |
花主義宣言 |
it might as well be spring 春の如く |
ピカデリーの陽炎 |
マゼンタの小鳥がとまる樹 |
フランス映画は霧の中から突然に |
ブルージュの時間は運河を循環するだけ |
ブルージュ ほぼ定点観測 |
bookmarks
Brugge Style
Brugge Style メイン・ページへ |
自己紹介 |
tumblr B.S. |
profile
brugge_style![]() |
moetと申します。
ベルギーを離れ、 英国在住中。 夜景評論家/ 床の間主義者。 メール頂けますと嬉しいです。 krugkrug2004(at) yahoo(dot)co(dot)jp |
search
goo links
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
ひとはなぜいきるの
娘が3年生の時のことだ。
祖父が「人間はなぜ生きるんだろうね」
と聞いたら、彼女は
「そりゃ神さまにしかわからないことですよ。人間はそれがわからないから生きるんですよ」
と言った。
という話を思い出した(当時は作文にも書いたから、ここにも記しておいたと思うのに、見当たらない)。
娘とその祖父はこういうスモールトークをよくやっていて、娘も小さい頃はしょっちゅう「ええこと」を言っては大人の胸の中の柔らかいところをわしづかみにしたものだったが、成長するにつれ、ごく普通のことしか言わなくなって来た。まあそれが社会的に成長するということなのだ。
昨夜、娘は宮崎駿監督の「ぽにょ」を観終わって、
「ああ、ラーメンが食べたくて死にそうですよ」
と楽しそうに言った(主人公等がおいしそうにラーメンを食べるシーンがあるそうだ)。
ほんまに普通のことしか言わんようになっとるな。
でもほら、わたしにとっては、娘はわたしの「文化」を最も理解してくれる最も身近な人なのである。夜中にラーメンが食べたくなる人なんか、わたしの周り半径2キロには彼女しかいない。
ああもしかしたら、人が生きるのは、人生においては、映画を観て無性にラーメンが食べたくなるような、そういう種類のことが時々起こるからなのかもしれない。
(ラーメンを食べるため、じゃなくってよ)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )