日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
calendar
2012年2月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | |||||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | ||
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | ||
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | ||
26 | 27 | 28 | 29 | |||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo blog
archives
categories
moet's nonsense(1571) |
役に立たない旅の記憶(568) |
バレエ(231) |
ブルージュとベルギー(471) |
ブルージュとベルギー 街のアドレス(45) |
英国(308) |
ロンドンと英国 街のアドレス(74) |
お菓子作りは実験(79) |
美しきもの(143) |
おすすめのもの(47) |
人びとのかたち(75) |
amuse(10) |
***(17) |
セカイ通信ロンドン(5) |
recent entries
ブルージュの時間は運河を循環するだけ |
ブルージュ ほぼ定点観測 |
ド・グレイ伯爵の肖像 |
7区を歩こう |
永遠のジュリエット! romeo and juliet |
「美術館は私たちが『読むこと』を学ぶ本」 ルーヴル・クチュール展 |
すてきな夜を パリ |
ボルフェス的宇宙 フランス国立図書館 |
パリ、今週もまた美し |
osipova/linbury |
bookmarks
Brugge Style
Brugge Style メイン・ページへ |
自己紹介 |
tumblr B.S. |
profile
brugge_style![]() |
moetと申します。
ベルギーを離れ、 英国在住中。 夜景評論家/ 床の間主義者。 メール頂けますと嬉しいです。 krugkrug2004(at) yahoo(dot)co(dot)jp |
search
goo links
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
子供時代博物館

ヴィクトリア&アルバート博物館分館、V&A Museum of Childhood。
妖精や小人、マジシャン、不思議な世界の冒険をテーマにした「マジック・ワールド」展をやっているというのでワクワクしながら行ってきた(がっかりだった、というのは内緒にしておきたい)。
上の写真は "The Stuff of Nightmares" と題された悪夢の森。
「子供時代」というのは発明品である。
英国では19世紀に工場法が制定され、次第に「子供」と「母性愛」という概念がセットで流布し、「子供」は空想と夢と遊びの世界に生きている愛されるべき存在、というロマンティックな考え方があたりまえとなった。この博物館はそれ以降の「幸せな子供時代」を展示した博物館である。
ロンドンにヴィクトリアン趣味の子供時代博物館があるというのは、19世紀以前に生きた「子供時代」のなかった子供たちへのセンチメンタルな弔いじみている。あるいはあらかじめ失われた時を求めている風と言えばいいのか。
産業革命の頃を彷彿とさせるイーストエンドの街角を眺めていると、さもあらんという感じで興味深いのである。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )