日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
英国と言えば...サイダー?

英国と言えば...ウイスキー? 正確にはアイルランドやスコットランドか知らん。
わたしはウイスキーは飲めない...
じゃ、やっぱりサイダーだ。
日本でサイダーと言えば「三ツ矢サイダー」のようなものをイメージする。「ひとりでふたりで三ツ矢サイダー...」という初心な歌にもよく現れているように、清く正しく健全な発泡性の甘い透明な飲み物。
英国のサイダーは大人の飲み物だ。アルコール度4度5度、りんごを発酵させて作る発泡性の「お酒」なのだ(フランスはノルマンディーのシードルと同種なのが歴史的地理的局面からも興味深い)。
英国でパブに行くとこういうサイダーが、りんご味だけでなく「ベリーとライム味」とか、桃で作ったものとか、有名ブランドからオーガニックのものまでカラフルなボトルが並んでいる。好奇心をそそられはするのだが、甘い飲み物が大の苦手なのでいつも適当な赤ワインを頼んでいた。
先日、パブ帰りに人に会わなければならなかったのでワインは自粛して、バアテンダーのお姉さんのおすすめの「赤ワインが好きならレッド・ベリーをクラッシュアイスで飲んでみたら?」を初体験。
おいしい。これに苦みが入っていたらもっと好みの味(イタリアのサンビターsanbitter大好き)だ。それほど甘さも気にならないので飲み過ぎて結局カロリー過多になりそう...味としてはクリック(ベルギーのチェリービール)を開封して一晩経ったら気が抜けた、という感じか。ひどいたとえか(笑)。
色がきれいな赤色なので、ベルギーのクリスマスパーティーに持って行こうと思う。
ちなみに豚肉のかたまりを糸でまとめ、サイダーと塩のみでマリネし、オーブンで焼くと非常に美味いのですよ。土屋敦さんという料理家の方のこのレシピ(彼のレシピはどれも好み)。わたしは肉の脂が好きなのでバラ肉で作る。今日の記事はこのレシピを紹介したくて書いたと言っても過言ではない。
これを食べるときは次回はやはり飲み物はサイダーかな。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )