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Brugge Style
ブルージュの道化者(ブルージュの地ビール)
ベルギーといえばビールを連想される方も多いだろう。
ブルージュで地ビールを召し上がったことはおありだろうか。
昔から有名なのはストラッフェ・ヘンドリック(Straffe Hendrik)。
三日月(De Halve Maan)のマークの黒いQuadruple11%と金色のTripel9%を醸造する。
ベギン会にも近いウォル広場に醸造所があり、そちらで召し上がった方もいらっしゃるのでは。
比較的新しく作られたのがブラハス・ゾット(Brugse Zot)ブルージュの道化者。”ゾット”は馬鹿者とかお調子者という意味もある)で、道化師のマークが目印だ。金色のBlondと茶色のDubbelがある。
そしてこのシリーズで最近販売され始めた、アルコールフリー(0.4%)のスポーツ・ゾット(SportZot)。
アルコールフリービールでも、こちらの醸造所が2年かけて開発した味だそうで、なるほどアルコールフリービールの味気なさがない。アルコールフリーだと言われなければわからないと思う。
ベルギー人の夫の友達らも絶賛。まあ酒豪そろいの彼らの中にアルコールフリービールを飲む人なんていませんがね...
われわれ夫婦はブルージュに住んでいた頃は、毎日近所のホテルのバアで一杯飲むという生活を続けていたものだ。しかしこのままではじわじわ身体がやられるのではと断酒したのがもう数年前。
日本で久しぶりに友達に会った時の乾杯のシャンパンや、ものすごくいいワインをすすめられたときなどは遠慮なくいただくが、365日、クリスマスも正月も飲まなくなった。
もともとわたしはビールは好きな方ではないけれど、やはりブルージュの暑い日の夕暮れにテラス席に座ってとか、味の濃いジャンクフードを食べる時には飲めたら飲めたで幸せ。これからは迷わずスポーツゾットが飲める! うれしい!
帰り道、スーパーに寄って(車だったので)英国にも持ち帰った。ちなみにこのスポーツ・ゾット・ノンアルコールビールはアルコールビールよりも高い(笑)。
ブルーの器は日本の親友が焼いたもの。
お客さんの時に氷を詰めてこのようにクーラーとしても愛用
白ビールの有名どころフーハーデン(Hoegaarden)のフルーツ味の系統は早い時点でアルコールフリーのビールを出した。これらは甘くてジュースのよう。カロリーの方が気になってあまり飲みたくない。おいしいのはおいしいですよ、ただ、ビールではない。
白ビールといえば、ブルージュの地ビールの白、ブラハス・ターワービア(Brugs Tarwebier)というのがあります。ブルージュでフーハーデンを頼むと、「うちはブラハス・ターワービアだけど、いい?」と聞かれることもしばしば。こちらもおいしいです!
アルコールを召し上がらない方はぜひブルージュでスポーツ・ゾットを。
ムール貝にもフリッツ(ポテトフライ)にも合いますよ! おすすめです。
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