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the gilbert scott@st.pancras


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お客さんをお見送りにセント・パンクラスのユーロスター駅へ。

時間があったので、この国際列車が発着する駅と一体化しているルネサンス・ホテルのレストランThe Gilbert Scottへ行ってみた。

ユーロスターのコンコースに直結しているレストラン・バア(パブ)Booking Officeしか利用したことがなかったので知らなかったのだが、上写真のちょっと知られた大階段はホテルの玄関とレストランThe Gilbert Scottの間にあった。


駅全体、ホテルの建物、パブやレストランのインテリアも、有名なランドマークを多く残したジョージ・ギルバート・スコット卿の設計によるネオ・ゴシック様式の建築が活かされている。

食事のレベル自体は平均的なロンドンのレストランに過ぎないが、内部の雰囲気は、ヴィクトリア女王時代のイギリス帝国と産業革命の絶頂期の面影を味わえてよい。
産業革命によって急変した都市生活の風俗を描いたフランスの印象派の作品群の中に入り込んだかのよう。


「ミッドランド鉄道のターミナルとして1868年に開業した。駅舎には高い時計塔があり、宮殿のようなヴィクトリア朝ネオ・ゴシック建築は、セントパンクラス・チャンバーズと呼ばれ、ジョージ・ギルバート・スコット卿の設計によるものである。ホームの全長210メートルの大屋根(トレイン・シェッド)はウィリアム・バーロー設計である。このシェッドは後にユーロスターの乗り入れに合わせて拡張されている。」(ウィキペディアより)



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