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イングランドの深まる秋を求めて




10月も終わりなのに、昨日は気温19度、今日は21度のイングランド南部サリー州、前々回載せた近所の風景があまりにも青々とし秋らしくないと友が言うので、深まる秋を探しに行った。

今年はこの時点でこれが精一杯の秋らしさだろうか。
中心から左り側の、赤く染まった楓と他のコントラストが、血を一滴落としたようで美しく、とても気に入っている一枚だ。
この先には私有地ゆえ入れないが、雁が集まる湖が...

英国サリー州の「カントリーサイド」は単なる田舎ではなく、郷紳(ジェントルマン階級)のひとびとの領地とその生活のことといって過言ではない。

郷紳のカントリーサイドの生活スタイル(カントリーサイドに土地を持ち、その「あがり」で生活し、地域に名士として政治的・文化的に貢献する)が、英国人の理想なのだそうである。


昨今の政治経済の大混乱で、英国の威信が地に落ちても、という感じ...
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