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Brugge Style
giselle (わたしが英国へ帰るわけ)
昨夜はベルギーから16時半に英国の大陸への出入り口フォークストンに到着し、そのままロンドンへ。
わたしが日本やベルギーから英国へ帰る理由はただひとつ、ロイヤル・バレエの公演を見るだけのためだ(あ、英国で大学4年生の娘に会うのも!!)。昨夜は『ジゼル』。
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今回、星の運行がよかったのか何のタイミングだったのか、日本やベルギーで10年以上会っていなかった旧友たちと再開でき、いろいろな話をした。この人とはこういう話ができるんだ! と気づく喜びよ。
そして「英国生活はどう?」という質問は必ず受けた。
旅好きのわたしには、世界中のいろいろな場所に好きな街がいくつもある。
完璧に見える街や国でも、旅行するのと住むのは全く別のハナシで、住めばこそ気がつくいい面と悪い面を備えている。当然だ。
たとえばわたしの故郷・神戸愛は誰にも負けないと思っているものの、やはり改善すべき面はある。
英国は食事は悪いし、貧富や教育の差が激しく、物価が高く住みにくい面がある一方で、芸術を楽しむならばたぶん世界第一級である。
最高峰の美術館・博物館は無料(これはもちろん英国が「美術館」というシステムを開発したからなのだが)で、臨時で開催される展覧会は着眼がおもしろい。
世界最高の音楽家や若手がリサイタルやコンサートを開催し、バレエやオペラも欧州の他の国に比べても開催が多く、値段も比較するなら手頃感がある。
そして政治がおもしろい。ジャーナリズムが機能している。
そういうわけで、今後も英国特にロンドンとの縁は切りたくはないのだ。
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ロイヤル・バレエ『ジゼル』の話だった。
GiselleはMarianela Nuñez、AlbrechtがVadim Muntagirovのゴールデンコンビで、これは絶対に見逃せない回なのである。
もちろん一番いい席(のひとつ)で観覧した。
完璧すぎて言葉がないのでそのままにしておく。
他のダンサーもすばらしいが、ちょっとこの二人は他と比較ができない。
次回の同コンビ公演18日も、夫がサウジアラビアのリヤドに行かないかと言っているのだが、もちろん脇目もふらずロンドンへ参上する。
今後も世界中のどこにいても、Marianela NuñezとVadim Muntagirovが踊るならば絶対にロンドンへ帰ってくるつもり!!
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