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ドーセットのムール貝




関西人家庭にたこ焼き器があるように(もちろんうちにもあります!)、ベルギー人家庭にはムール貝の専用鍋がある。

3日前、たまたま近所の魚屋に刺身用の魚を買いに行った夫が、「明日ドーセット(英国南西部)のええのん入りまっせ」とささやかれ、一昨日は6月にしてムール貝のワイン蒸しをいただいた。
ひとり1キロ。夫1キロ半。

もちろんフライド・ポテトと専用ソース(マヨネーズとマスタードと酢の配合)と一緒に。


一般にムール貝の季節は月の名前に「R」が入る時期だけである。
が、技術の向上に伴い、そうでもなくなっているのだろう。


このドーセットのムール貝、唸るくらいおいしかった。ドーセットの風光明媚な海が目に浮かぶ。

うちでは香味野菜(にんじん、セロリ、たまねぎ、リーク、パセリ、ローリエ)をよく炒め、白ワイン少々で蒸し煮にするのが基本だが、昨日は日本の友達が送ってくれた魔法の粉「マキシマム」も入れてみたの...

マキシマムは肉の味を引き出すと思うので、バーベキューの時だけ大事に使ってきた...マキシマム、おそるべし。
ムール貝の風味を損なわず、独特の味をさらに引き立てるという感じ。

うちではマキシマムは2度がけ禁止になっている。すぐになくなるから...
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