モダニズム

ここはウィーンのリング通り．．．

え？　モエはいつの間にヨーロッパに戻ったの？　隔離が明けたばかりじゃないの？

もちろんこちらは神戸、海岸通りだ。


旧三井物産神戸支店のビル、通称海岸ビル（写真左の建物）はセセッション様式の建物。

１０月中旬の木曜日、快晴、２８度。


どんどん変化していく神戸の様子を片目に、愛してやまない故郷を散策した。
もしかしたら、わたしが子供の頃にはすでにこのような建物は少なくなっていたのかもしれないが、わたしの記憶の中では海岸通は、ウィーンのリングにあるような建物が立ち並ぶ「海岸通」なのだ。

秋はくるみか栗かチョコ

長かったのか、早かったのか、１０月２日に東京に入国し、今日で入国後の隔離生活が一週間経過した。

毎日一本映画とレクチャーを見て、本は3冊は余裕だろう、刺し子も刺すよ！　と計画していたのだが、計画していたことはほとんど何もやっていない。身体も動かし足らず、太陽をしっかり浴びてもいないためか、睡眠不足でもある。
いったいわたしは何をしていたのだろうか。


上の写真は夫から送られてきた写真。
彼は仕事でベルギーに滞在中で、Van Oostというブルージュのチョコレート店の季節限定のくるみのチョコレートHerfstnoten（秋の木の実）を１キロ送ってくれたそうだ。
ベルギーのチョコレートはお土産にたくさん持ってきたが、くるみチョコレートは賞味期限が短く、今回は隔離期間が障害になるためあきらめたのだ。わたしはこのチョコレートが世界で一番美味しいと思っている。

食べたい人は神戸のホテルに大集合で。

昨日は友達がホテルにモンブランを差し入れてくれた。
これはわたしのリクエストのロブションのもの。
なんておいしいの！！




早く外に出て、秋の日本でモンブラン食べくらべをしたい！




日本はまだ蒸し暑いが、ベルギーはすっかり秋。

トウキョウ・インソムニア

東京で一時帰国・入国後の隔離中。
今日で６日目。あと4日！

わたしの場合はワクチン接種完了済なので、隔離１０日目に再び検査をして陰性ならば開放される予定だ。


普通は、日本に到着するなり行動を始めるため時差ボケになる暇もないのだが、ホテルの客室内が全世界の今回はそうもいかない。
どうしても英国時間がぬけず、受験勉強中の子供のように無為に夜更かししてしまう。

やっと朝は１０時くらいに起きられるようになったと思ったら、昨夜は地震、震度5。
ほんとうにびっくりした。
関西人は地震に慣れていないのです．．．

デスクに向かって友達とラインを交換していたのだが、思わずデスクにしがみついてしまうほどだった。
しかも、スマートフォンに入る警報音にはほんとうに驚いた。あんな音を聞くのは初めてだ。

今後１週間は同じ規模の地震が起こる可能性もあるとのことで、昨夜はドアを開けて、服を着たまま、スニーカーを枕元に置いて、貴重品はまとめて就寝すればいいのか、ホテル滞在の場合はよほどのことがなければ避難は考えなくてもいいのか、心が乱れたまま、また眠れなくなってしまった．．．


早く上の写真のようなほんものの青空の下に立ちたい！
夜は夜で遊びに行きたい！　東京の夜、好き．．．

（写真は２０２０年３月のもの。思えばこの時、英国に帰国して翌日からロックダウンに入ったのだった）

日本入国後、隔離４日目。

秋晴れのきらきらした東京の写真を載せたいのだが、東京では入国後の隔離生活中の身だ。

到着日は勘定に入れないので、今日で4日目である。

わたしはワクチン接種完了をしており、検査は出発4日前、出発４８時間前、入国直後、自主的に毎日簡易テスト．．．を受けているが気をつけたい。
今後は１０日目に公的機関で検査を受ける。

まだまだ長いなあ！


写真はヨーロッパに残してきた夫から送られてきたもの。
雲の厚い今朝のブルージュ。

わたしが留守の今月いっぱい、彼は出身地ベルギーで仕事をすることにし、家族や友人たちと近しく過ごす予定だ。
現在でも一般の外国人は日本に入国できないため、毎日「日本に行きたい！」というメッセージが来る。

大学４年生の娘は英国。
昨夜、産婦人科で初めて夜勤研修を経験し、お疲れで帰宅したら家の近くに車を止めるところがなく、往生したとか。
一昨日は「帝王切開を手伝った。ママはあんなBrutal（野蛮な、荒々しい）な手術を受けて私を産んでくれたのね！」と言ってくれた。また、日本で食べたものの写真を全部送れ、とも（笑）。

東京の地理感覚が全くなく、適当にとった隔離者対応可のホテルだったが、改装したばかりの部屋と、両隣の音が全く聞こえない壁の質と、周辺の便利さに満足している。

スーパーマーケット、ドラッグストア、和菓子屋、八百屋、郵便局、コンビニが3種類あり、テイクアウトができる飲食店もある駅前商店街がある。
隔離生活といえど、最低限必要な食料品などの買い出しは許されているので、ローカルなスーパーで５分もかけずにささっと買い物をする。
お惣菜コーナが充実していて、さばいている様子がうかがえる鮮魚コーナーもあるのでありがたい。おかげでテイクアウトも出前もまだ利用していないほどだ。

今まで食べたもの、聞いてくれる？

さんまのお刺身（まさに目黒のさんまである）
ぶりのお刺身
とろのお刺身

あじのお刺身
生しらす（ラッキー！）

納豆
ピリ辛こんにゃく
ごぼうとレンコンのサラダ（これ最高においしくて、おやつのかわりに）
かぼちゃのサラダ
大根のサラダ、にんじんのサラダ
キノコのマリネ
卯の花

カキフライ
ミンチカツ
レバーの唐揚げ甘酢

鶏の関節の唐揚げ（大好物）
鶏のだし唐揚げ

豊水
巨峰（こんな大粒見たことない！）
友達が差し入れてくれたマスクメロン！

豆大福
最中
ふ饅頭

栗おこわ
関西の友達が送ってれた白龍のインスタントにゅうめんほか．．．到着した時に思いがけずこのパッケージを受け取り、モエ半泣き。

はい、４日間でもうこんなに食べました．．．
生ものと揚げ物が異常に好きなのです．．．
酒飲みメニューですが、お酒、飲みません．．．気に入っているのは伊右衛門の京都ブレンド。
部屋の小さい冷蔵庫パンパンです．．．

皿もスプーンもなく、懐紙もこちらで買えばいいと思って持ってこなかったので、スーパーのプラスティックの容器のままで食べているのだけがわびしい。


残念なのは雲丹だ。

北海道の雲丹があのようなことになってしまい、今月予定している北海道旅行でもおそらく食するのは無理だろうと．．．
そういえば到着当日にスーパーに行った時には、まだ箱入りの雲丹も、握りセットの軍艦もあったぞと、一目散にスーパーへ走ったのだが、連続２日間ウニ様にお目にかかること叶わず．．．
遅かったか。もし見かけたら絶対に食べとかな！　でございます。

政府には産業に補償をしつつ、気候変動と資本主義見直しに取り組み（真鍋さんがノーベル賞を受賞されたし）してほしい。
これからもずっとおいしい北海道の雲丹が食べられますように！


あと、友達がお好きなら手配しましょうかと言ってくれた、一年に一回だけ販売されるという栗羊羹はすでに完売だった．．．


晴れ女ゆえに、ずっと東京は晴れ模様だ。

「つるべおとし」とは言うものの、日本の日没が早いのに驚いている。

夜間飛行

19：２０分発の夜間飛行でロンドン・ヒースローを発った。
快晴で、どこまでもどこまでも英国島が見えた。

夕食のころには下界に夜景が瞬いており、飛行地図をチェックしたら、フィンランド上空だった。３万フィートからクリアに見えるフィンランド．．．




こちらは翌２日の午後。
日本もすばらしき秋晴れ。羽田到着前には房総半島のあの形がはっきりと見えた。





．．．．．．


現在隔離２日目（到着の日は数えない）大絶賛時差ぼけ中。

普通なら、到着してすぐに日本時間で行動を始めるのでボケる暇もないのだが、今回は話が別。
東京のホテルで隔離生活なので。

入国検査のあれこれを、他の方の役立つようにまとめようと思っていたのだが、チェックポイントと書類の数が多く、途中から覚えていられなくなってしまった。
どのチェックポイントでどの書類をチェックしているのかもよくわからなかったし（写真撮影禁止）、書類は増えたり減ったりするし．．．うまく説明できそうにない。
揃えておくべき書類とアプリなどの準備のコツは書けるかな！