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桜島のひと




鹿児島へ。
桜島を眺めつつ、ある女性のことを思う。

10年ほど前、胸にしみるメッセージを頂戴した。
以来、桜島を見たい、と思い続けてきた。
当時もいたく感動したのでブログに書いたと思う。


『私の祖母は少しずついろいろなことを思い出せなくなっているのですが
最近はずっと彼女のふるさとである鹿児島ー市内のどこからも桜島が見えるーに住んでいると思っているようです。
お嫁にきてからもう60年以上、家業が忙しくてほとんど実家に帰ることもなく、
人生のほとんどは鹿児島を離れているというのに、です。
話をするたびに、今日の桜島、門を曲がったところから見える桜島…いつも桜島の話をしています。

私にとって、そんな風景って何かしら?と考えてしまいます。』
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