生涯学習の部屋

資格取得数241。6つの修士と19の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

転換期の雇用・能力開発支援の経済政策って本を・・・

2007年02月12日 10時01分02秒 | 読書
読み始めている。当然、修士論文作成の一環である。マーケティング戦略論の先生が言っていたとおり、100冊くらいの参考文献を集めてきて、必要なところに付箋をつけるくらいのことをしておかなければならない。

といいつつ、まだ、必要な図書も集めていなければ付箋を張った本もまばらである。

とりあえず、手元にある本で、「人」「就職・転職」「銀行」「労働法」「メンタル」に関する本を集めてみた。一部の書籍だが写真に写してみた。ざっくり集めたので、関係の無い本が入っているかもしれないがご愛嬌と思って欲しい。それにしても、金井先生と高橋先生の本が多いな・・・

思い返せば、金井先生なんて、ついこの前まで、名前すらしらなかったから・・・学習を続けると、知らないことを習得するよい事例です。そういえば、ポーターなんかも、全然、名前はしならかったな・・・

有名人の名前を覚えるのが目的じゃないから、そこらへんはこだわらずに、先に行こう!(大体、名前を覚えるのは苦手なんです。飲み会で隣になった「彼」の名前も、結局思い出せなかった・・・でも、顔は覚えているので、許してね!)


本題に戻ると、今回の読書は、必要なところのみリストアップするという「消極的作業的読書」なので、気合をいれれば、一日で完了する。(本当かよ!軽く見積もっても200冊はあるぞ・・・)

「現在、勝算な~し!」って、大きな声で、青空に向かって叫びたい。


それにしても、「もーイヤだ、こんな会社辞めてやる!」ってなんて本だ。この本に、すごくいいことが書いてあっても、参考文献のとろこに、掲載するのに、非常に躊躇してしまう・・・

それに、「セオリーZ」っていつの本だ?人材戦略論の授業で出てきたので、苦労して入手したが、まだ、読んでいない。

「銀行危機」やら「サラリーマン崩壊」やら「人事部はもうういらない」って、刺激的な文章が踊る。

「成果主義は怖くない」って、もろ怖がっているんですけど・・・

「会社を辞める時刻表」とか「転職道場」とか「転職を思ったときに読む本」とかあるけど、何度も言うように、私は、転職しようなんて、大それたことを考えるほど、勇気も度胸もありませんから・・・

首になったら仕方がないから「就活の鉄則(これ、新卒用なんだけど・・・)」や、「採用される履歴書・職務経歴書はこう書く(実例付き)」を見て就活するけど、自分から、転職するなんて、ストレスがたまりそうで絶対イヤだ。きっと、ストレスに押しつぶされるだろうな・・・

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昨日の日経新聞の記事に・・・(その2)

2007年02月12日 09時05分15秒 | 生涯学習
このケースを読めば、記者が考えている答えというのは容易に見つけることができる。

・東大入学で学ぶ意味を見失った。
・18歳から22歳までを無為に過ごした。
・会社が自ら社員を育てる余裕を失った。

まあ、いろいろあるが、新卒採用社員の4割近くが就職後3年以内に離職する事実は変わりない。よって、定着できなかった第二新卒をターゲットにしたビジネスも成立している。

それだけ、日本のサラリーマンも流動化してきたってことか?

このケースにかかれている問題点は、学生のスキル不足や学習意欲の低下だけではない。企業と学生の求めるスキルのミスマッチもあがっている。

「転換期の雇用・能力開発支援の経済政策」という本が、去年の12月発刊されている。その本の110ページに『企業の発する「即戦力」という言葉の意味は、決して専門的な技術や知識の保有を意味しているわけではなかった』とある。

すなわち「もっと基本的な能力、つまりどのような仕事にも共通して必要となる能力の保有を期待していた」のだ。企業は、即戦力といっても、たかだか、大学4年間で習得しうる能力を熟知しているのだ。それは、採用を長年やってきているので、どのくらいの「レベル感」かというのを自然と理解しているといえる。

それ以上に、このケースの学生は、きっと、人としてのコミュニケーション能力が著しく低かったと想定される。営業部で成績が上がらなかったとあるが、「何故、成績が上がらなかったのか」「どうすれば、成績が上がるのか」「組織としてのコミュニケーションは」等の考えが、一切、思い浮かばなかったと思われる。

発想が思い浮かばないことは論外であるが、せっかく、すばらしい発想を思いついたとしても、それを伝えることができなければ話にならない。加えて、実行することができなければ、白昼夢を見ているのと同列である。

社会人として、必要最低限の知識を図る方法として、ビジネス・キャリア・エントリー試験や同講習会がある。社会人になる前に、自分のウィークポイント確認のため、受験することも一考であろう。

※最近、ビジネス・キャリア・エントリー試験は募集されていないので、YES-プログラムに基づく試験や講習と読み替えてください。

フラ夫:キャリア・コンサルタントとして
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昨日の日経新聞の記事に・・・(その1)

2007年02月12日 08時19分09秒 | 生涯学習
すっかり忘れていた!昨日の日経新聞に、興味深い記事が取り上げられていた。

「日本の教育」に現役で東大に入学し、現在フリーターの男性の話が載っていた。

さぞかし、親御さんは落胆しておられるだろう。これが、一発勝負の起業狙いのフリーターなら話は別だが、ストーリーの展開からして、立派なサラリーマンになってほしかったんだろうな・・・と読み取る。

問題は、大学入学で「人生の目的を達成してしまった」と、この男性が感じてしまったところにある。

大学の卒業証明書は、4年間(or何年間)の学習履歴証明書に過ぎず、将来へのパスポートではない。ましてや、永遠に使える定期券でもないのだ。18歳から22歳までを無為に過ごした「大罪」は、今の厳しい社会情勢では「償いようもない大罪」として、本人に降りかかっている。

では、この学生はどうすればよかったのか・・・

皆さんも、このケースを読んで考えてみてください。

朝食のため、一旦ここで切って、次に私の考えを述べます。

フラ夫:キャリア・コンサルタントとして・・・
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