都知事を・・・

私は都知事が好きではない・・・

といいつつも、都知事の学歴をとやかく言う輩は、都知事に増して好きではないし、不愉快極まりなく思っている。私自身、学歴には細心の注意を払っていて、後ろ指をさされぬよう、事前に確認するとか、名前や番号と言った個人情報を特定する記載内容を除いて、できるだけ、ブログに掲載している。

しかし、これは私が小心者で、都知事のように「学歴詐称、学位記を公表しなければ、告発するぞ！」って言われないための公表である。でも、自分の学歴を、必要以上に、殊更に、サービス満点に公表するのは、余程のお調子者か、薄っぺらい人間か、間抜け以外の何者でもない。

カイロ大学も卒業しているって言ってるし、エジプト大使館も卒業していると言っている。にもかかわらず、「卒業証書を見せろ！卒業しているなら公開できるだろう、見せなければ学歴詐称だ！」って、何様のつもり？

というか、政治家になった人は「全員卒業証書を公開すること！」って法律があればしかたがない。そんな法律ないし、小池都知事以外で誰が卒業証書を公開したのか？今まで学歴詐称というのは、卒業した大学に照会して、「そんな履歴はありません」という結果から疑惑が解明している。大学関係者も、大使館も卒業しているって言っているのに、「なら、裏から手をまわして卒業したことにしたんだ！」って、どんだけ人を疑うのか？

いや、それ以前に、裏からであろうと、表からであろうと、卒業した事実があれば、卒業じゃないのかい？「時効」という考え方があるなら、そんな40年以上も前の、それだけ古い出来事なら、もう裏か表か、卒業か、卒業じゃないかなんてわからない。なら、大学や公的機関である大使館が「卒業」って言えば卒業でいいじゃん。日本でも戦時中は、卒業レベルに達していなくても、卒業した人もいるわけだし。

そもそも、卒業していないって言う方が、卒業していない証拠を集めて、立証しなければいけないのに、なんで都知事が、卒業証書を見せないことを取り上げて学歴詐称っていえるのか？全くもって不可解である。

せめて、カイロ大学から「小池が卒業した履歴はない」と証言を得た上で批判すべきで、それがないなら、即刻、今までの無礼や名誉棄損を謝罪すべきであろう。