愛知の「うなぎ百名店」で、なかなか行くことができなかった「田代」。
深川神社の鳥居をくぐり・・・
門前にお店が並んでいるのですが・・・
そこに「田代」はあります。
早々に「受付は終了しました」と掲げられています。
そんな中、食べることができたのは幸運以外ありません。朝8時20分に受付頂いて、指定されたのは12時半。しかし、7時台から待っていた4人のグループは13時が指定されたそうなので、人数にもよるのだと思います。
で、12時半前に行くと、既に、店主の「ライブ」は始まっており、ついつい、その芸術の域に達した所作に見惚れてしまいます。
本当、見ていて飽きないというか、感動すら覚えます。
店内に入ってカウンターに通されます。既に注文を済ませておりますが、メニューも置かれていました。
店内からも、店主の素晴らしい「焼き」を見ることができました。こ「あれ、店主がいない?」と思ったところ、店の前に立って、炭火に備長炭をガンガン投入していました。
それにしても、凄い煙!この煙や匂いにまみれることで、五感で鰻を堪能することができると思っています。
で、こちらが鰻丼(上)!うなぎがはみ出しています。
蓋を開けると・・・こんなに入って1.5匹?もっと多そうに思えるくらいのボリューム!
食べても食べても減りません・・・
それにしても美味しい!というか、1枚食べきるまで無言。本当に美味しいと言葉にならないのが実感できます。私のような、ボキャ貧の人間には言い表せない美味しさ。ただただ、おいしいとしか言いようがないです。この幸せを伝えたい・・・でも、伝えるすべはありません。
見てきた通り、店主の神業ともいえるスキルと、なお惜しむことのない手間や素材を見る目が、このどんぶりを生み出し、この域にまで成し遂げたと言えるのでしょう。
本当、この1杯に出会えてよかったと、深川神社に感謝したいと思います(仏教徒ですが)。