生涯学習の部屋

資格取得数241。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

学位研究15号より。

2009年09月22日 22時08分14秒 | 大学評価・学位授与機構
平成13年の学位授与機構の「学位研究15号」を読んでいて、ブッたまげた!

その論文は「韓国における独学による学位取得制度について」である。まずは、少し、内容を見てみたい。

>韓国の独学による学位取得制度は,大学で学位取得をめざして学習する学生
>以外に,独立して,高等教育レベルの学習を行う者に学位を授与するための
>制度である。この制度により,標準化された段階別の試験に合格した学習者は,
>学士の学位の取得することが可能になっている。
>現在,この制度によって12の専攻分野で学位が授与されており,1992年度から
>年間平均約600人が学士の学位を取得している。

「えっ~!」って感じしません?「基礎資格」も「積み上げ単位」もいらない。しかも、特定の資格試験等に合格していれば、いくつかのクリアすべき段階があるのだが、その一部が免除される!

韓国、恐るべし!でも、能力本位でいくというのなら、この方法でも十分だと思うのだが?

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「大学評価・学位研究」第7号より。

2009年09月22日 13時24分38秒 | 大学評価・学位授与機構
大学評価・学位授与機構の出版物を見ていたら、面白い論文を見つけた。

「高等教育システム改革における学位研究の意義─学位の機能変容と学位授与機構の役割に着目して─」というものである。

>そもそも学位制度の起源が,中世ヨーロッパの大学における専門職の養成,
>すなわち医師,聖職者,官僚,法曹(および後継者たる大学教師)の養成に
>あったことは知られている(天野 1982)。
>業績主義を社会的地位の正当な配分原理とみなす近代社会においては,これ
>らの専門職に限らず他の様々な職業においても,一般的な能力を保有すること
>の証明(能力シグナル)として学位は配分機構としての機能を強めることに
>なった。もっともこの意味において学位はいわゆる「学歴」と機能的には等価
>である。「学位」とは「大学卒業の学歴」にほかならない。近代国家では,
>大学は当該国の学校教育体に組み込まれ,学位もまた他の学校段階の学歴と
>同様に教育資格の一部とみなされるからである。

学位制度って、専門職の養成のためだったんですね。また、学位の教育資格の面が記述されており、面白いものだと思ったわけです。

自分の研究分野と合致した論文が出てくると、ついつい、読んでしまいます。
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最近の愛読書。

2009年09月21日 22時04分13秒 | 大学評価・学位授与機構
「新しい学士をめざして」という本が最近の愛読書である。

この本には「学士が何たるか」が書かれている良書である。私のように、生涯学習の一環として「学位の取得」を考えているものにとっては、読んでしかるべき1冊といえよう。

この本のすばらしいところは、大学評価・学位授与機構学位審査研究部が編集したにもかかわらず、機構の学位を絶対視していないところにある。

P.84にこのようにある。

>学士の学位が定着していないところで、いくら「学位授与機構が授与する学位は、大学
>が授与する学位と同等です」といってもナンセンスなことはいうまでもありません。
>ただし、学士の学位が定着すれば問題が解決するかといえばそうともいえません。
>現状の日本の学歴社会の特徴を考えれば、「どこで学位を取得したか」が問われるわけで、
>今度は学位授与機構の知名度が問題になるからです。

このとおり、やはり新卒で企業に就職する際は、どこの大学で、どのような学習や活動を行って学位を取得したかが問われることがほとんどである。それは、学位だけでなく、学生生活で体験したこと、培った人脈、困難なケースに直面したときの臨機応変な応対力等々、実社会で築きあげたことを含めて、社会経験のない新卒者の力量を判断するからである。いわば、今後の成長の可能性ともいえる「伸びしろ」を計っているといえるだろう。


そして、圧巻のP.89にはこのようにかかれている。

>学歴としての価値だけを求めるのではなく、自己を高める手段として、当機構の
>学士の学位授与制度を活用していただければと思います。

そう、この本に明確に書かれているように、学位授与機構には、明示的・具体的な「学習過程」が存在しない。その部分については、単位を積み上げる学生に一任されているといえよう。つまり、就職に当たって、その点での到達水準については、自己で証明しなければなないことになる。学士としての水準をクリアしているのは証明できるが、それ以外の点で「大学卒業程度」であることを証明するのは、かなり、難易度が高いと言えよう。


そして、圧巻のページには<補遺>がつけられている。

>本章を最後まで読んでいただいた方の中には、当機構で学士の学位を取得しても
>「あまり役に立たないないのか・・・」とがっかりされた方もいるかもしれません。
>もとより、こうした事実を提示することによって・・・
>・・・「なぜ、機構の学士は大卒と同等に扱われないのか」という点が私にとって
>常に重大な問題意識として存在していました。この「問い」に対する私なりの回答を
>試みたのが本章です。

あまりに正直にかかれていて、むしろ、胸に込み上げてくるものがある。機構サイドの立場としては、書かなくてもいい文章であろう。しかし、これを掲載することで、「機構の学士」はどこに価値をもってくるべきかということが明らかになる。

機構の学士は、「4年生大学を卒業した者」を求めるところではあまり真価を発揮しないが、「学校教育法第104条の規定により学士の学位を授与されたもの」を含めて求める場面では、十分、その価値を発揮することができるということである。

また、私のように、「生涯学習の横串」(縦に深くではなく、横に広く学習すること)についても追求するものにとっては、各分野のマイルストーンとして非常に効果的に機能している。

学位を活かすも、殺すも、その人の力量であり、自己責任である。私にとって、機構の学位は無駄ではないし、むしろ、励みであり、誇りでもある。
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英語の必要性を痛感する

2009年09月21日 13時07分24秒 | 語学
先の「貿易アドバイザー」もそうなのだが、英語ができないため、損している自分がいる。

この試験は「貿易実務」「貿易マーケティング」「貿易英語」の3科目で構成さえれているのだが、先に受験したときも、「貿易実務」は最高点に近いレベルで点数を取得したのに対し、「貿易英語」が最低点に近い状況だったために不合格となった。

大学院もそう。英語のある学校を受験することができない。なんせ、英語ができないから・・・

海外の論文も読めないし、英語のできない弊害はあまりに大きすぎる。いずれ、近いうちに、英語と対峙しなければいけない時がくるであろう。

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気になる資格。

2009年09月21日 12時59分20秒 | 資格
昔、一度受験し、ギリギリで不合格になった試験。

当時は「ジェトロ認定輸入ビジネスアドバイザー」と呼ばれていたが、今では「貿易アドバイザー」となったようだ。たしか、この資格は「ジェトロ認定貿易ビジネスアドバイザー」とも呼ばれていたような・・・

学生生活を続けているうちに、受験に興味がなくなってしまったため、ほったらかしになっていたが、再び、受験したいと思うようになった。

とはいえ、今は学業を無事修了するほうが先決なので、受験は来年にしようと思います。無論、事前セミナーも受講して、知識を増やしてから受験したいと思います。

されど・・・この試験、超難関で、昨年は11名しか合格していなし、それ以前に、この資格を持っている人自体、279名しかいないレア資格なのです。

まあ、民間資格とはいえ、貿易関連資格の最高峰といっても過言じゃないです。(通関士とは、ちょっと分野が違うので比較対象外とします)
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ちょいと涙が・・・

2009年09月20日 22時12分53秒 | ちょっと立ち止まって・・・
全然書けない状態から脱却したこともあり、知人のHPを見ていたところ、ちょっと、胸が込み上げて涙が出てしまいました。

去年の出来事だったのですが、私のことが書いてあったので、読むに従い、目頭が熱くなりました。

当時は、そんな記事なかったはずなので、その後、加筆されたのだと思います。細かいことは申し上げれませんが、当時の私は、カウンセラーとして非常にいい仕事をしたようです。


そう、知らない間に、私は多くのことを学び、自覚しないものの、かなり成長していたようです。専門性が全くないと思い込んでいましたが、自分にしかできないことも意外とあるようです。

ここ10年強の間、自分の歩んできた道は、社会人では他の例がないほど、ユニークなものみたいです。この独自性が私の唯一不二の「強み」といったところでしょうか。

見方によっては「奇人・変人」ですが、それはそれでいいと思っています。自分の考えにシンクロしてくれる人は、万人でなくてもよい。たった一人でもいいから理解していただける人がいれば、それで十分。自分の人生をつぎ込んできた分の「元」はとれると思っています。

自分の人生を削って、報酬といった対価ではなく、他者との相互理解を得る。それこそが、真の意味での「自己実現」ではないかと思います。もうすぐ42歳。まさに、人生の正午を迎える年齢。しかし、私は、知らないうちに、「自己実現」のステージに手の届くところにまで到達していたようです。

本当に、知らないうちに・・・

何かしら、物事を極め、オンリーワンになることにより、「自己実現」が見えてくることを、この歳になってようやく認識しました。
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入学者の集い

2009年09月20日 15時13分52秒 | 放送大学
そういえば、放送大学から「入学者の集い」の案内が到着していた。

一度出席してみたいが、ただ単なる事務面での案内なら時間のムダというものだ。なんせ、既に5年ほど、放送大学生をやっていますから・・・

この日は、午前中、ビジネス・キャリア検定があるし、やっぱり、見送りかな。
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「アグリビジネスと農業・農村」のレポート完成♪

2009年09月20日 15時04分12秒 | 放送大学
放送大学の最後の課題である「アグリビジネスと農業・農村」が完成した。

文字数は1000文字であるが、ここ数週間、なかなか書けなかったものが、やっと、かたづいた。

これで、書き物として残っているのは以下の通り。

1.修士論文(4万字以上)
2.明星大学レポート課題(4000字×6本)

あと、秋のSCが終わればその課題として4000字×1本が加算される。

次に仕上げるのは、やっぱ、修士論文のたたき台かしら?
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縄文はいつから!?

2009年09月20日 09時50分15秒 | 歴史
小平中央図書館に行ったところ、「縄文はいつからか!?」といった、ショッキングなタイトルをつけたチラシを発見した。

古代史は大好きなので、「国立歴史民族博物館に行くぞ!」と思ったが、場所がなんと、千葉県の佐倉市となっている・・・何故、佐倉市なんだろう。ここ小平は、どちらかと言えば埼玉県よりの場所柄。

片道2時間、約1500円もかかってしまう・・・さすがに、これだけかけて縄文人を見に行くことは難しい・・・

またの機会ということになってしまいそうだ。
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「暮らしの防犯と防災」の課題完成~♪

2009年09月20日 08時43分33秒 | 放送大学
マークシート式の課題はすべて完了しているのだが、記述式の課題が2つ残っている。

その1つである「暮らしの防犯と防災」の課題(1200字)が完成した。残すところは「アグリビジネスと農業・農村」の1000字である。

連休中には完成させることとしよう!
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