写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

2023年・春の車旅 25日目(指宿から北上)

2023年04月25日 | 車旅紀行

朝起きると黄色いキャンピングカーが止まっていた。

Fさんがユーチューバーの「チキチキバンバン」の車だと言う。

確認すると間違いない!

ユーチューバで若い女性二人連れのキャンピングカーライフを投稿していると言う。

Fさんが電気に詳しいと分かると、インバーターの調子が悪いので見て欲しいと乞われた。

これはFさんの仕事である。

ここはお任せし、数日間一緒に遊んだFさんとはここで別れる事にした。

二日間お世話になった道の駅・いぶすきを離れ北上を開始。

連休中を何処で過ごすか・・・そこ迄のルートはどうするか?

途中で休憩を取り、思案しながら走った。

今にも雨が降りそうな天気の下、数日前に利用した道の駅に到着。

隣接するバラ園を覗くと、開花が少しずつ進んでいた。

 

 

間もなく雨が降り始め、バラ園散策も早々に車に引き上げた。

でも明日は雨が上がるようだ。

明日はどうするか・・・起きて天気次第で決める事にした。

 


2023年・春の車旅 24日目(指宿周辺で遊ぶ)

2023年04月24日 | 車旅紀行

今日は天気が下り坂で、予報は曇りから午後は雨模様と言う。

昔、開聞岳の裾野を一周しようと訪れたが予定変更して開聞岳に登った為一周していなかった。

今回はそのときに出来なかった開聞岳裾野を一周しようと道の駅・いぶすきを出発した。

その道中の池田湖でひと休み。

湖畔から開聞岳の雄姿の写真を2枚。

何処から見てもこの形で美しい。

湖畔の旅の駅では池田湖で獲れた大ウナギを観察。

160cm14kgのビッグサイズ、何人前のかば焼きが出来るのだろうか・・・?

開聞岳の麓を8割がた走ると、道が狭くなりその先にトンネルが現れた。

高さは十分だったが幅がぎりぎりで、すれ違いなどは絶対出来ない。

迷ったがここまで来たら通り抜けるしかないと突入。

トンネルの先が見通せない。

かなり長いようだ。

壁とサイドミラーの距離は20~30cm位しかない。

ドアを開ける事が出来ない。

しかも途中でトンネルが曲がっていた。

不安が広がったが、いまさら引き返せない!!

途中2ヶ所の退避所が有り、そこでは何とかドアを開く事とすれ違いが出来るが、それ以外では無理である。

対向車が来る事なく無事にすり抜ける事が出来た時はホッとした。

今まで幾つもの狭い道やトンネルを走ったが、ここ迄狭くて長いトンネルは初めてだった。

後で調べるとトンネルは2本で、1本目は152m、待避所が2ヶ所ある2本目は625mも有った。

このトンネルは車で走るべきではないと反省した。

次に立ち寄ったのは薩摩半島最南端の道の駅・山川港活お海道。

鰹などの鮮魚の水揚げが盛んで、ランチにはそれを頂いた。

これは鰹定食

これは刺身定食

鮮度は間違いなく良く美味しかった。

次に立ち寄ったのは知林ヶ島

ここは3月~10月にかけて大潮又は中潮の干潮時に長さ800mの砂の道が出現する。

海面が割れて道が出来る様子は見る価値があると教わっていたが、到着した時は既に砂の道は出現しており、残念だが海面が割れるシーンは見る事が出来なかった。

天気が良ければこの様な景色が見えるはずだった。

風が強く雨も降り始めたので早々に切り上げ、砂蒸し温泉に向かった。

妻と並んで砂に埋もれ、じっくりと蒸しあげて貰った。

我々が埋もれていた隣の砂場がこの様な状態になっていた。

砂むしが終わり客が居なくなった砂場に底から大量の温泉が噴き出し、あっと言う間に砂が見えなくなった。

一度使った砂はその都度温泉で洗い、温度が下がった蒸し砂を適温にしているそうだ。

砂蒸し温泉の施設によって違うかもしれないが、ここではこの様な仕組みになっていた。

その後は温泉で砂を落とし、ゆっくりと浸り今夜の塒に移動。

 


2023年・春の車旅 23日目(串木野浜競馬)

2023年04月23日 | 車旅紀行

昨日地元の方から勧められたのが串木野浜競馬だった。

コロナで4年振りの開催で、一万人が集う楽しいお祭りだと言う。

特段急ぐ必要のない車旅、急遽立ち寄る事にした。

朝早めに会場から少し離れた多目的グランドの駐車場に入った。

少し待っているとシャトルバスが到着、これに乗って会場に移動。

会場の浜には沢山の人が集まり、階段式の護岸に腰を下ろしてレースの開始を待つ。

4年振りの開催を知らせるチラシを渡された。

裏にはレースごとに出場する馬名・騎手名・馬主名・ゼッケン番号が載っており、本格的な競馬を思わせる。

最初に現れたのは小さな女の子とくまモンが乗ったポニーで、ゆっくりと歩き会場を和ませる。

先ほど乗っていた可愛い騎手とくまモンが乗ったポニーが客席の前を進み、記念撮影に応じて顧客サービスも忘れない。

始まりはポニーの予選が6レース。

ゴール前にはカメラマンがシャッターチャンスを逃さない様に待ち構えている。

会場も競馬場らしい雰囲気になっている。

写真で見る限り本格的なレースに見えるが立ち止まり、騎手が腹をけっても動かなかったり、あるいは逆走したりと思わず顔がほころぶレースが続出だった。

幼い騎手ばかりで一番幼いのは2歳で、一人では危ない為に大人がクツワを持って補助している。

親子で乗った馬も

この様ながっちりした体系の馬も出場。

荷馬車を引くか農耕用の馬のようで迫力がある。

メインレースはやはりサラブレッドで、1200mのコースを一気に走り抜けるスピード感はたまらない。

各レースの決勝は午後だが、十分に堪能したのと疲れたので午前中で引き上げる事にした。

でも、面白いお祭りだった事は間違いない。


2023年・春の車旅 22日目(水俣から曽木の滝)

2023年04月22日 | 車旅紀行

水俣の運動公園の朝、今日は何処に行くか悩んでいるとFさんが曽木の滝に行くと言う。

Fさんは昔行った事が有り、中々良い滝だと言う。

私とkさんは行った事が無いので急遽行くことにした。

到着し滝へのアプローチ道路の途中に、記念撮影の場所まで設けられていた。

今までに滝はたくさん見て来たが、記憶に残る滝は少ない。

余り期待しないでいたが、ここは間違いなく記憶に残る滝だった。

幅210m高さ12mと岩の間を流れ落ちる轟音は迫力が有った。

東洋のナイアガラと言われているそうだ!!

写真では迫力は伝わらない!!

機会が有れば見る事をお勧めすしたい滝である。

滝の下流1.5kmの所に明治42年に作られた発電所の遺構が有った。

当時は国内最大級の発電所だったが昭和40年にダムの建設で湖底に水没してしまった。

でも、水量の少ない今の季節は姿を現し見る事が出来る。

これも一見の価値がある。

この後、kさんは帰路につく為別れる事になった。

Fさんと私達は今夜の塒に向けて移動。

 

 


2023年・春の車旅 21日目(長島から水俣へ引き返す)

2023年04月21日 | 車旅紀行
  1. 昨夜は合流した友人達と長島の針尾公園でP泊した。

今日はここから少し離れた干潟でマテガイの潮干狩りをするつもりだった。

大潮で午後3時50分が干潮、それまで時間待ちする事になった。

公園の下には筏が浮かぶのどかな海が広がっている。

その景色を見下ろす東屋で、朝からお茶タイムと洒落込んだ。

温かいコーヒーや紅茶を頂きながらの楽しい会話に自然と顔もほころぶ。

お昼ご飯を終え早めに目的の干潟に到着。

堤防に上がり干潟を眺めると、潮干狩りをしている人はまばらだった。

広い干潟の為、このアングルだと二人しか写っていない。

帰ってくる人に成果を尋ねると、殆どの人がゼロだった。

唯一ゼロでなかった人のバケツを覗くと、二人で1時間以上掛かって3個だった。

ここ3年は全く成果ゼロと言う人もいた。

そして出した結論は、素人の私達が頑張っても成果は期待できないと諦める事にした。

水俣に引き返しキス釣りと、夜は太刀魚釣りをする事にした。

先日竿を出した岸壁にて3人並んでキス釣りをはじめた。

友人のKさんが2匹ほど釣り上げたが、私にキスは微笑んでくれなかった。

かろうじて小鯛が一匹釣れたのみだった。

夜になり太刀魚釣りに挑戦したが、結局3人ともボーズだった。

竿を引き上げている最中に先日キスと小鯛を頂いた地元の方現れ、今度は釣り上げたばかりの太刀魚を届けに来てくれた。

83cm、幅7.5cmの立派な太刀魚だった。

この方からは昨日の朝、太刀魚釣りの仕掛けをわざわざ届けてくれ、しかもそれをくれると言うのだった。

1個2個でなく大量だった。

友人達と3人で分けた後の写真なので、全部ではない。

同じ人から一昨日はキスに小鯛、昨日の朝は太刀魚釣りの仕掛けを、そして今夜は太刀魚を頂いて驚くばかりです。

地元の方の熱い歓待に感謝あるのみだった。

 


.風景写真

四季の風景写真