うみんぴあ大飯の朝は小雨が降り、怪しい天気が続いていた。
日本海側を西に向けて移動したが、雨は小雨になったり本降りになったり、止んだりの繰り返しで、それに併せてワイパーの操作が忙しかった。
短い時間だったが雹も降り、風も強く不安定な天気だった。
しかし、お昼過ぎに雨はほぼ止んでくれた。
福井から京都・兵庫へと海岸沿いの道を走ったがカニ街道と言われ、次々と蟹の看板が現れ販売しているお店も多い。
ここを走って蟹を食べないわけにはいかないと、友人に教わったお店に入った。
選んだのは刺身、天ぷら、茹でた蟹の3種盛りの丼で、ボリュームが有った。
満腹になり落ち着いたところで、その先の「余部鉄橋・空の駅」に立ち寄った。
旧余部鉄橋は明治45年に完成し日本有数の鉄橋として多くの人が訪れる観光名所となっていた。
当時の鉄橋がジオラマで再現されていた。
昭和61年に強風による列車転落事故をきっかけに平成22年現在の橋梁に架け替えられたそうだ。
昔の鉄橋の一部が残され、エレベーターで昇る事が出来る。
その上には古い線路の一部が残され歩く事が出来る。
帰りはエレベーターを使わないで、往時を偲びながら下り道を歩いて降りた。
その道の途中から見える古い鉄橋と街並みの眺めが中々良い!
天空の駅は姿を変えたかもしれないが、上からの眺望は変わらず観光客を楽しませてくれる。
その後は近くの温泉に立ち寄り、今夜の塒に到着した。
塒に着いたとたん、今朝別れた友人が現れた。
ここで逢う約束を交わした訳でもないのに、引き寄せらえるように遭遇した。
不思議な因縁を感じた。
友人曰く、私達は赤い糸で結ばれているんだよ・・・と、大笑い!!