【突発性難聴☆闘病記録】(86)
★2008年7月10日(木)★
<治療中止16日>
昨夜、カープが勝ち、
今日一日、気分は最高だった。
広島では、
カープの勝敗で翌日の機嫌の良し悪しが決まるほどみんな熱い。
そのカープ、今日のゲームはガタガタみたい。
中日に7点も取られ、
4回の時点で<1-7>で負けている。
(あ、今テレビをつけたら、6回裏<5-7>になっていた!)
勝率5割の喜びもわずか1日だった。
(と思っていたが奇跡は起こるかな?)
耳鳴りは相変わらず同じ状態。
一生、この状態が続くのかなー。
突然、始まった耳鳴りが、
こんなに大変なことになるなんて・・・。
専門医でも不明点が多いこの病気。
乳癌と肺癌を克服している私は、
癌が治る時代なのに、
突発性難聴が治らないことが、最初は信じられなかった。
周りに耳の病気の人がいないので、
まったく知識がなかったからだ。
その数ヶ月前に、浜崎あゆみさんの突発性難聴を知り、
ネットで調べたことがある。
でも、まさか、自分がなるなんて思ってもいないから、
まるで他人事のように、
「アーティストなのに可哀そうだな」と彼女を気遣っただけ・・・。
「先生、早く、なんとかしてください」
最初に診てもらった近所の耳鼻科の先生に苛立ちさえ感じた。
今頃になって、
耳鼻科の病気は治りにくく、
まだまだ不明な点が多いことを知った。
焦っても仕方がない。
治らないなら、仲良くお付き合いするしかない。
突発性難聴は、生死に係わる病気ではないけれど、
耳鳴りも辛いから、
難聴も不便だから、
耳鼻科の医学も、もっと発達すればいいな、と願っている。
我が広島カープは、
ついに、ついに、勝率5割の壁を乗り越えました!!
昨夜、テレビで応援していた私は、
その瞬間、耳鳴りのことも忘れ、
思わず歓声を上げて、
夫とハイタッチして喜んだ!!
グランドの選手も、首脳陣も、
市民球場で応援している観客席のファンも、
テレビ観戦しながら応援している私たちも、
みんなが一つになって喜び合った5割到達の瞬間だった。
「今日勝てば、勝率5割に到達・・・」
今季、9回もそう言い続けながら、
全部失敗に終わり、
昨夜は、10回目の挑戦だった。
対戦相手は、昨年日本一の中日・・・
前夜(8日)もカープが勝っているので、
連勝は無理かな、と。
5割は無理かな、と。
控えめなカープファンは
半分期待、半分諦めの気持ちで
応援していました。
ところが・・・
昨夜は見事にその高い、高い壁を突破しました!!
なんと、1年2ヶ月ぶりの勝率5割です。
今日の気分は最高デス!!
昨年までのカープだったら、
<1-2>のまま、敗戦となり、
10回目の失敗をしていたでしょう。
でも・・・
今年のカープは違います。
今のカープは勢いがあります。
粘り強さがあります。
8回裏(ニ死3塁)に、相手のエラーもあり、1点追加して同点となり、
9回裏(一死2塁)に、サヨナラ打、<3-2>で勝利!!
サヨナラ打を打ったのは、
8回に代走で出場した天谷選手。
(8回にも盗塁を決めて、同点劇があった)
先日、天谷選手にハプニングがあった。
5日(土)のデーゲームをナイターと勘違いして、
球場に現れたのは、練習終了のころだった。
反省して、頭を丸め、
「普通なら2軍に落とされるのに、残してもらった。
なんとかしたかった」
と話した。
そんな天谷選手が、
昨夜のゲームでは「ヒーロー」となり、
首脳陣、ファンへ最高のプレゼントを贈った。
今季、カープは2選手が抜けて寂しいスタートだった。
・・・が、ベテラン選手と若手の選手がお互いに刺激し合い、
投打のバランスがとれて、
最高のチームとなった。
この勢いだと・・・・???
クライマックスシリーズ、日本シリーズも夢ではないかも~?
(これ以上お調子に乗らない方がいいって??)
広島市民球場は、今年がラストイヤーで、
現在、広島駅の近くに新球場建設中です。
選手のみなさん、これからも頑張ってくださいね!!
耳鳴りにも負けず、
今夜も、これからもずーっと、
カープを応援していまーす!