かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

汎用電動カムスイッチユニットの改良

2019年11月17日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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以前に製作した「汎用電動カムスイッチユニット」
について、フト新たなアイディアが浮かんでしまい( ・_・)フト
若干の改良をすることにしました。

前回、”集大成”とか言って製作したのに・・・ねぇ。早くも機能追加です(^_^;)ゞ エヘヘ 

さて、電動カムスイッチは、基本のカムが1回転する間に、連動する別のカムとマイクロスイッチによって、様々なスイッチングをさせる仕組みです。

1回転する途中で、小信号によって一時停止をさせることができたら便利かも!(^_^)b

と思いました。

例えば、カムによってスイッチをONさせる装置Aと装置Bがあったとします。
装置Aの動作が完了するのを待ってから、次に装置BをONしたいといった場合、装置Aから何らかの信号を受けて、カムの一時停止と再開ができるようにすれば、簡単に実現できます。

制御用の回路をちょこっと見直しました。

カムの回転がスタートするまでは、以前の動作と同様です。
カムによってマイクロスイッチが押下されると、Tr1のベースに電流が流れます。
すると、サイリスタのA-K間をTr1のC-E間で結ぶことになり、結果、サイリスタの保持は解除されます。
カムが回転している途中で、Tr2のベースに電流を流すと、Tr1がOFFとなるためリレーもOFFとなり、モーターは(ショートブレーキもかかり)停止します。
Tr2のベース電流を止めれば、再びTr1がONとなりリレーもONして、カムの回転が再スタートします。

つまり、Tr2のベース電流の有無で、一時停止と再開をさせることができるようにしたというわけです。
この電流を、装置Aからの信号として受けるようにすれば、順番にスイッチングをさせることもできるでしょう。

基盤ユニットは、このようになりました。

できるだけコンパクトにするため、パーツの配置はギチギチです。


パーツが6つほど増え、基板は3列分大きくなりましたが、幅は以前の基盤に合わせることができましたので、ギヤボックスやマイクロスイッチの配置などは、前回のものと同様です。

うまくうごきましたので、見てやってください。

動画では、Tr2へのベース電流を、押しボタンスイッチで流しています。
カムの回転をスタートさせた後、ベースに電流を流している間は停止させることができました。

電動カムスイッチの応用範囲がさらに広がりそうです(*'ー')ノ


<おまけ>実態配線図


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電磁振り子の製作実験その3 -リードスイッチ-

2019年11月02日 | 製作

電磁振り子に関する実験の続きです(・_・) (^_^; )マダヤルノ?

故障したリラックマ時計の振り子については、無事に復活させることができたので目的は達成したのですが、実は、電磁振り子に関する実験は、他にもいくつかやっていたのです。←今明かされる事実!(`_´)/ (-_- )ドーデモイイヨ

その中で、めっちゃ簡単に実現できた、リードスイッチを使った実験について書いておこうと思います。

振り子の軸の上端にも磁石を取り付け、これでリードスイッチをON-OFFさせます。

リードスイッチがONになると、振り子の下のコイルに電流が流れるという単純な仕組みです。



動きを見てやってください。

最初に手で動かさなくても、電源ONとともに自動で動きだしました。

とても簡単な仕組みなのですが、ちょっと考慮が必要なこともあります(・_・)b
・磁石とリードスイッチの距離を十分に離し、磁石がちょうど真下に来たときにONとなるように調整をする必要がある。
・振り子が振れたときに磁石とリードスイッチが十分に離れてOFFになるようにする必要がある。

リードスイッチは磁石にくっつくわけで、つまり、互いに引き寄せ合います。 この力が振り子を止める方向に働いてしまう点に注意しなければなりません。
振り子の慣性力やコイルと磁石の反発力と振り幅など、構造的なバランスが重要です。
動画では、振り子が若干前後にもブレてしまっている感がありますが、若干手抜きの工作だったのがいけませんねぇ。
ま、とは言え、今回適当に製作したものでもすぐに動きましたので、お手軽なのは間違いないでしょうヾ(。・ω・)ノ゚ 
電圧が変わっても振り幅が変わるだけで、その他の調整は不要ですし、リードスイッチがONのときだけ電流が流れるという単純な動作ですから、電池持ちも良いかもしれません。

ここのところ、リラックマ時計を修理したいという想いから、振り子の実験に”振り回されて”しまいました。

振り子とかけまして、段取りの悪い かりおかの実験とときます・・・そのこころは・・・

行ったり来たりの繰り返しです。ほっとけー!( `Д)=〇)д`)
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この記事には後日談があります。2021年10月16日かりおかここに記すφ(._.)カキカキ

リードスイッチを使った簡易な電磁振り子を作ってみました。

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