かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

時計のアラームを自動で止める装置を作ってみました。

2020年12月18日 | 製作

在宅勤務が定着してきた今日この頃です(・_・) (・_・ )ウンウン

自宅ではチャイムは鳴らず、他の社員の動きもわからないので、お昼休みや午後の勤務の開始時刻など、ついついうっかりしてしまうことも・・・(;´д`)ノ

そこで、手っ取り早くめざまし時計を利用しているのですが、時計のアラームは止めるまで長時間鳴り続けてしまいますので、トイレに入っていたり、手が離せないようなときには困ることもあるのです。

う~ん、ちょっと気付かせてくれるだけでいいのになぁ~(-ε"-)

過去にも設定時刻になると声で知らせてくれる「お知らせ音声プレーヤー」というものを製作していましたが、今回は時計のアラーム音を活かす形で作ってみました。

●目覚まし時計の改造

この時計は、1台で2つのアラーム時刻を設定できる電波時計です。


アラームの出力を取り出す端子とアラームのスイッチを操作するための端子を出しました。

●電子基板ユニットの製作
アラームの信号が入ると、数秒後にリレーを一瞬だけ動かしてアラームを止める装置です。

電源を切らずにそのままにしておけば、翌日も同じ時刻に同じ動作をしますので、チャイム代わりに使えるというわけです。

~~~余談~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お知らせ音声プレーヤーのときは、すぐにアラームを止めて代わりにMP3プレーヤーを動かす仕組みでしたが、
今回は、数秒間アラームを鳴らしてから止めるという点が大きく異なる点です。
また、電子スイッチを使って待機電力無しの省エネ設計にしました。

しかしまぁ~できるだけ簡易にと回路をいくつか検討しましたが、やはり時計のアラームはすぐに止めて、
代わりに別のブザーを鳴らすという仕組みにした方が、ずっと簡単にできそうです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●完成

100均のケースを利用しました。
前面のスライドスイッチは、装置の電源スイッチとアラームのスイッチを連動させています。
もちろん、通常の目覚まし時計としても使えます。


設定時刻になるとアラームが約3秒間だけ鳴り停止しました。
(アラーム時刻は2つ設定できるので、1日に2回鳴らすことができます。)

放っておいても鳴りっぱなしにはならないので安心です。
都度アラームのスイッチを止めるという手間も不要になりました。

これで会議をすっぽかすことも防止できるでしょう(-∀-)ヾ(^_^;)ヤッタノネ

コメント (9)
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CRタイマーの時間を稼ぐ回路の実験

2020年12月11日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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以前に、オペアンプで構成するCRタイマーについて、繰り返し動かしても同じ時間を保てるようにできないかと検討したことがありました(^o^)b
CRタイマーの繰り返し動作時間の精度を上げる簡易回路の実験

これは、電源を入れると一定時間だけ1番がHighになるという回路です。
電源を入れたときに、最初にサイリスタを使ってコンデンサに一定量だけ充電させるという仕組みを考えたわけですが、サイリスタを経由するので充電量は少なくなり、タイマー時間は減ってしまいました(._.)
実験では、100μFと1MΩの組み合わせで3分40秒程度だったのです。

う~ん、もうちょっと長くできないかなぁ(-"_-)ゞ

タイマー時間を稼ぐには時定数を大きくすればよいわけですが、市販されている半固定抵抗は最大で2MΩくらいまでのようで、コンデンサは、容量が大きいほどサイズもグッと大きくなってしまい不都合な場合もあるのです(・_・) (・_・ )ウンウン

そこで、こんな風にしてみました。

オペアンプの書籍にあった回路を参考に組んでみたのですが、これにより、コンデンサの容量を見かけ上増やしたように扱うことができるというのです。
図の回路では100μFで10000μF相当という計算です。
フルスイングのオペアンプじゃないと計算が合わないようなので、LMC6482にしています。

リレーの動作時間を実測してみました。


自分でシミュレーションしてみたのとほぼ合っていたのでビックリ(*゚▽゚)ノ ヾ(^_^;)ナンデ?
LM358では、さらに時間が延びて計算値とは合わなくなりましたが、タイマーとしてはかえって好都合かもです。

いや~タイマー時間を大変簡単な回路で、しかも大幅に延ばすことができました(*'ー')ノ
コンデンサ容量や抵抗値も比較的よく使うレベルのもので間に合うようになり、さらに、2回路入りオペアンプの場合は余っていたオペアンプが有効利用できるので好都合です。

これは使えるかも~いいもんみっけ(・∀・) (^_^ )

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センサーライトを改造してみました。

2020年12月04日 | 製作

夜間にトイレに起きると、電灯の明かりがとても眩しく感じ、目が覚めてしまいます。

せっかくの眠気がもったいないなぁ~(~O~)ふぁ・・

聞くところによると、インテリジェントなホームシステムでは、夜間には自動的に暗い照明になるんだとかなんとか・・・。

まぁそこまではいかなくても、市販のセンサーライトを利用すればいいのでは?と思いました。
市販のセンサーライトは、”辺りが暗いときに人を感知すると点灯する”というものなので、”電灯を点けずにトイレに入ったときは代わりにセンサーライトが点灯する”という形に都合よく利用できそうです。

グッドアイディアっ(・_・)b  ヾ(^_^;)

というわけで、以前から所持していたセンサーライト(NL53WH)を利用することにしました。

ところが設置してみるとイマイチなことが・・・(-。-;)
・LED1個のライトだったので、明るさが足りない。
・点灯後約10秒で必ず1回消灯してしまう仕様だったので、用を足している間、点灯と消灯を繰り返すことになり鬱陶しい。

そこで、ちょっとばかり改造をすることにしました。
●LEDの追加
分解してみたところ、なんと基板上にLEDの追加場所が既にあるじゃあありませんか(・ο・)オー

元々3個のLEDを取り付けられるように設計されていたようです。
たまたま手元に同じ種類のLEDがあったので追加しました。

まるで最初からこのようになっていたんじゃないかという感じにできました。

●点灯時間の延長
またどこかのコンデンサの容量を大きくしてやれば良いのだろうと思いましたが、意外なことに、基板の表にある4つの電解コンデンサは関係なく、なんと、裏側のチップコンデンサの1つがそれでした。

0.47μFの電解コンデンサを並列に接続したところ、1回の点灯時間を100秒くらいにできました。

光が直接目に入らないように、スポンジシートでカバーを付けました。

トイレに置いてみると、明るさも点灯時間も十分となり良い感じになりました。

(写真ではだいぶ明るめに見えてます)

あえて言うとすれば、豆電球のような黄色く柔らかい明かりの方が、より目に優しい感じで良かったかもしれないですねぇ。
まぁ世の中、至らないことは”大なり小なりありますが水に流しましょう”
トイレだけに・・・(-∀-)ヾ(^_^;)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この記事には後日談があります。
人感センサーライトの改造 -その2-

 

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