パソコンを製作してから早3年半ほどが経ちました。以前に、少しだけパソコン環境の見直しをしてみましたが、もう少し本格的に改善を図ることにしました。
パソコンのスペックは、ココをみてください。
<メモリの増設とOS管理外領域のRAMディスク化>
メモリは、すっかり安くなりましたねぇ。製作当時は、1G×2枚(計2G)で、5000円ほどしましたが、2G×2枚(計4G)が4080円(ヨドバシ)で買うことができました。そこで、これまで使用していたものも含め、計6Gのメモリを搭載することにしました。
以前使用していたUMAXのメモリとは別のメモリ(CFD)との共存でしたが、結果としては、問題なく動作しています。
ところで、32ビットパソコンでXPを使っているのなら、管理できるメモリは3Gちょっとであることは周知の事実。
そこで、残る2.5Gは、「VsuiteRamdisk」というフリーソフトで、RAMディスクとして使用することにしました。
←VsuiteRamdiskの画面。
日本語版もあるということですが、なぜかサイトからダウンロードができなかったため、英語版を使うことにしました。英語版でも設定は簡単なので、問題はありませんでした。
Dドライブとして、2.5GをRAMディスクとして作成しています。
<RAMディスクの利用>
・「インターネット一時ファイル」と「ユーザー環境変数のTEMP、TMP」を格納することにしました。RAMディスクは、電源OFFとともに消えてしまいますので、一時的な処理用に利用するのが良いと思いました。このソフトには、電源OFFとともにバックアップを取る機能もあるのですが、そうすると、起動と終了時にとても時間がかかってしまいます。ちなみに、インターネット一時ファイルの容量は、100Mにしています。
・仮想メモリとして、ページングファイルを設定しました。ページングファイルの設定要否については、いろいろな意見がありましたが、各々の環境によって適度な容量を設定するのが良いという意見を信じ、2Gを割り当てました。IE7で動画再生を2つ、リアルプレーヤー、フォトスタンドソフト、Excel、RSSリーダーを同時に動かしても、コミットチャージの最大値が1Gちょっとでしたので、十分と判断しています。
<常駐プログラムのスリム化>
・常駐プログラムはさらに削減し、タスクバーに表示されているのは、時計、ハードウェアの安全な取り外し、文字入力だけにしました。
・スタートアップ項目も、IMJPMIG、TINTSETP、NvCpl、NvMcTray、acsだけにしました。
<レジストリの設定>
レジストリは、設定を誤ると大変なことになるので、以下のものだけにしました。
IoPageLockLimit :2000000~4000000の間でメモリの最適値を設定するというものですが、とりあえず4000000に設定してみました。今後見直しが必要かもしれません。
DisablePagingExecutive :「1」に設定し、カーネルメモリを非ページプールに常駐。
<BIOSの設定>
PCの立ち上げを早くするため、以下の設定を行いました。
・IDEデバイス設定の停止:光学ドライブは、めったに使わないので停止しました。これで、一気に20秒ほど短縮できたのには、ビックリです。Σ(・ω・ノ)ノ!
・その他、レガシーディスクA(フロッピーディスク)の無効化、起動デバイス2を無効化、Full Screan Logoを無効化:これらは、あまり際立った効果は感じられませんでしたが、ムダと思われるものを停止しました。
<効果>
いや~、見違えるほど快適になりましたっ(・o・)ノ
起動時、「ピッ」というビープ音からWindowsのログイン画面まで、1分16秒ほどかかっていましたが、これが55秒程度になりました。
youtubeの動画再生では、360pの解像度でときどきバッファリングが発生していたサイトでも、快適に見られるようになりました。今では、夜の混んでいる時間帯でも、十分動画が楽しめます。やはり、一時ファイルの書き込みがRAMディスクで高速化したためでしょう。
パソコンが早くなって、とても快適な気分です。ネット上には、いろいろな情報があって、調査にはいろいろ苦労しましたけどね(-。-)ノ
「こんな改善方法もあるよ」なんてお話があったら、コメントいただけると嬉しいです('-'*)