かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

microSDカードがぁぁぁっ

2013年10月25日 | コレクション

最近よくクレーンゲームでゲットしていた、MP3プレーヤーです。
20131025a 20131025b
充電式でmicroSDカード仕様なので、以前にゲットしたもの(写真の黒いの)に比べると幅も厚さも半分くらいでコンパクト。(青いのは、大きさ比較用のSDカードです。)
あまりにカラフルでシンプルなので、実際に再生できるものではなく、アクセサリーかなと思ったほどです。
20131025c 20131025d
このMP3プレーヤーですが、横のスイッチをONするだけで、再生が開始されます。
20131025e
分解して充電池を取り外し、外部から電源を繋いだら、同じように再生が開始されました。つまり、外から電源を供給するだけで、MP3ファイルを再生させることができるのです。
これを使えば、以前のようにスイッチ操作用の回路を用意しなくても、簡単に工作に利用できるではありませんか(`_´)/
ちなみに、電源を入れなおすと、直前に再生されていたファイルの最初から再生されるので、毎回同じファイルを再生させたい場合は、ファイルを1つにしておく必要がありそうです。ご参考まで。



~~~訂正 2015年8月22日~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
直前に再生されていたファイルの次のファイルが再生されるようでした(^_^)ゞスンマソン
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ところで、いろいろといじっていたら、間違って9Vを供給してしまい、動かなくなってしまいました。エッ(゜Д゜≡゜Д゜)マジ?
しかも!
挿入していたmicroSDカードまで壊れてしまったのです。もはや、PCに挿入しても認識がされず((*゜∀゜):;*.’:;グハッ

なんて~こった。ウン千円の損失発生です。
かりおか工作員はショックを受けた。マイナス100ポイント。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この記事には後日談があります。
おみくじ気分のMP3プレーヤー ←クリック

コメント (2)
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トランジスタの微妙な不良

2013年10月14日 | 製作

トランジスタのhFEを測定するための、簡単な補助基盤を製作しました。
20131014a
電源と電圧計を接続し、ピンソケットにトランジスタを差し込みます。
電圧計に”150mV”と表示されたら、このトランジスタのhFEは150、"170mV"と表示されたら170となる仕組みです。
20131014b
実は、ある回路を実験中に、奇妙なことが起こりました。
回路に使われていた2個のトランジスタ(両方とも2SC1815)を互いに入れ替えたら、動かなくなるという事象です。

結論から言いますと、原因は、片方のトランジスタが不良だったというわけですが、こんな状況でした。
20131014c 20131014d
コレクタベース間のダイオードチェックは、0.65V程度でOK。
エミッタベース間は、1Vと表示でNG。

う~む、不良の具合が中途半端!(-_"-)

こんな場合、hFEはどうなるだろうかとチェックしてみたところ、151とでました。値としては正常値です。どうやら、hFEチェックだけでは、トランジスタの不良が発見できないこともあるようです。

今回作成の基盤は簡易なものなので、計測値の精度はどうかと思いますが、”同じ仕様のトランジスタでも、なるべくhFEが大きいものを選びたい”などということもありますので、今後も活用できることでしょう(・∀・)b

コメント (14)
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簡単なシュミットトリガ回路の実験

2013年10月10日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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---MP3プレーヤーのスイッチ操作回路の実験からの続きです。---

”電源を入れると、少し間をあけてから一瞬スイッチがON-OFFする”

という回路を検討していました。
20131009a
こんな回路を構成して、一応動くものができたわけですが、抵抗とコンデンサの組み合わせが微妙でした(-"_-)ゞ
C1をゆ~っくりと充電させた場合、結局C2もゆっくりと充電されてしまい、Tr2を通じて瞬間的にリレーをドライブするだけの電流が得られないようです。

Tr1のONからOFFへの歯切れをよくし、結果C2の充電が急速に行われるようにするため、シュミットトリガ回路を利用することにしましたが、今回は、シュミット回路を構成するために増やしたパーツがトランジスタ1個と抵抗2本のみという、めっちゃ簡単な回路です。(
Tr1のプルダウン抵抗が不要になったので、トータルとしてトランジスタ1個と抵抗1本が増えたのみっ。)(o^ー')v
20131009b

今回の実験回路はこのとおり。コンデンサを放電させる抵抗も付けました。
20131009c
この設計では、Tr1のベース電圧が徐々に上昇し0.9Vくらいになると、Tr3のコレクタ電圧が0.4Vから一気に5Vへ跳ね上がるという形です。

動作はバッチリでしたので、実験の様子をご覧ください。
20131009e

↓クリック
YouTube: 簡単なシュミットトリガ回路の実験

・・・・・動画が地味すぎる(;´д`)ノ

電源を入れると、ちょっと間をあけてリレーがON-OFF(LEDが点滅)しました。

R1、C1、C2は、適当に選択しても大丈夫でした。
以前のような”まともな?”シュミットトリガ回路だと、設計にあたり複雑な連立方程式を解いたりして大変ですが、この程度であれば今後もお気軽に使えそうです。ただ、ベースエミッタ間電圧(0.6V)が基準になりますので、ノイズには弱いかも。

今回の回路をいくつか組み合わせれば、いろいろなタイミングでのスイッチングを実現することができそうです。


かりおか工作員は、新たな技術を身につけた。500ポイント(`_´)/

コメント (3)
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スイッチ操作ユニットの実験

2013年10月05日 | 製作

この記事には後日談があります。2013年10月10日かりおかここに記すφ(._.)カキカキ
簡単なシュミットトリガ回路の実験 ←クリック
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以前、MP3プレーヤーを電源ONとともに自動再生させるため、リレーを3つ使ったスイッチング回路で実現しました。

しかし、リレーを3つも使うなんて、コストがかかり過ぎです。
しかも、スイッチとスイッチの間の時間を稼ぐためだけに1つのリレーを使っていましたからねぇ。 ┐(゜~゜)┌

「もっと良い方法があるハズだ。なんか、そんな気がする。」(-"_-)ゞ

というわけで、改めてスイッチ操作をする回路を考えてみることにしました。

使用したMP3プレーヤーは、スイッチを長押しすると電源が入り、次に同じスイッチを短押しすると再生されます。すなわち、
①長くON-OFF
②ちょっ間をあけた後、短くON-OFF

ということになります。
20131005a
(1)長くON-OFFをさせる。
上記左の回路です。
電源を入れると同時にリレーがONとなり、一定時間後に自動的にOFFになります。
(2)ちょっと間をあけた後、短くON-OFFさせる。
上記右側の回路です。
電源を入れてもすぐにはリレーはONになりません。一定時間後にONとなり、その後一定時間で自動的にOFFになります。
2つを組み合わせて構成したのがこの回路です。
20131005b
コンデンサには、放電用の抵抗も付けました。
20131005c
基盤を製作し実験してみましたので、動きを見てやってください。リレーの動作がわかるように、LEDを光らせています(映像右下の方)。

</object>
YouTube: MP3プレーヤーのスイッチング実験

電源を入れると、リレーがMP3プレーヤーのスイッチ操作を行い、自動的に再生が開始されました。
今回の回路では、リレーが2つ減り、増えたのは抵抗5本だけです。なんてすばらしいんでしょうっ(←自分で言う)

しかしね~この回路、なかなか微妙な構成のようで、問題は上記(2)の回路です。
タイマー時間を決める抵抗とコンデンサの組み合わせを変えると、動かなかったり、リレーが2回以上ON-OFFしてしまったりしました。
ブレッドボードでは動くのに、基盤にしたらうまく動かずというやっかいなトラブルが発生し、原因の分析に随分苦労しましたぁ。。。
コンデンサをあまりゆっくりと充電させると、リレーを動作させることができず、早すぎると不安定な動きになるようです。

これを解決するため、シュミットトリガ使った回路構成を試したところ、それなりに安定した動きが得られました。
20131005e 20131005g
しかし、部品が増えて設計が面倒になっちゃうとなんだかねぇ(-。-;)

今回は、基盤ユニットを製作してからトラブルが発生したので、パーツを取り替えたり配置を変えてみたり、大変なことになりましたが、またいろいろと新たな知識とノウハウが得られました。一応、動作するものをブログに載せられたので、結果オーライとしておきたいと思います。
疲れたぁ~(*¨) ....ボー

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