かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

マルチバイブレータ回路の検証用基板の製作

2019年04月28日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
**********************************************************


1袋100円くらいで買ったLEDの詰め合わせを整理してあるのですが、なかなか減りません。

仕様などはわからず(-。-)г

 う~む、今後は安易に自己点滅LEDを使わず、普通のLEDを点滅させるようにしようか、ワトソン君。

マルチバイブレータ回路なら、あり合わせのパーツで簡単にできるからいいんじゃない?ホームズ。

そうだね~だけどアレって、実際に使うパーツで回路を組んでみないと、どんな感じになるのかわからないんだよねー。

というわけで、パーツを当てはめて動きを確認するための、マルチバイブレータ検証用基板を製作しておくことにしました。

<回路>

この回路では、LEDをトランジスタのコレクタ-エミッタ間に接続しています。 (ブレッドボードラジオさんのサイトを参考にさせていただきました。)
このようにすると、片方のLEDを外してもそのまま動くので、1つにしたり2つにしたりが簡易にできるのが良いと思いました。

<実態配線>

抵抗やコンデンサは、大きさや足の間隔が異なるものがありますが、挿す場所である程度の調整ができるようにしました。 

<製作>
16ピンICソケットと1列のICソケットを利用しました。




足の短くなった古い2SC735があったので、試しに1つ基板を作ってみました。

固定用のネジ穴を1つだけにして、コンパクトにまとめました。 抵抗も古いものに足を継ぎ足したりして、見た目はボロボロですが、ちゃんと動いたのでよしです。
マルチバイブレータ回路は、使用するトランジスタも特別なものは必要なく、比較的安定して動くのが良いですね。

今後は、ブレッドボード等でイチイチ配線をしなくても、容易に事前検証ができそうです。 LEDとともに、古いパーツも活用できることでしょう。

かりおかは、新たなアイテムを手に入れた。100ポイント(・_-)b


<おまけ 実態配線図>

(緑の線はジャンパー)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワンセグの予約日更新ツールを作ってみました。

2019年04月20日 | 日記

クレーンゲームでワンセグチューナーをゲットしました。 LT-DT306(レッドスパイス)


以前にゲットしたのとソックリなUSBに挿すタイプ。 メーカー名が異なっていますが、型番が1つ上の同シリーズの製品のようです。 以前に書いたDS-DT305は、”曜日指定の毎週録画が機能しない”という、とても残念なものでした。

これが解消されていれば・・・ (「・_・)

と若干の期待をしてインストールしてみたのですが、結果的には同じでダメでした(-ε"-)

~~~~~余談~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
インストールする前にネットの情報を調べたのですが、あまり評判が良いとは言えない感じでした。
しかし、どうやら付属の小さなロッドアンテナで視聴できないからダメだと言っている方も多い様子で、 それはもはや当たり前と捉えるしかなさそうです。
実験室では、F型変換ケーブル(DT305では付属していた)でTVアンテナに接続していて、ワンセグとしては十分視聴できています。
その他、あまり使い込んだ人のレビューが見つけられず、曜日指定録画の不具合が解消できているかどうかまではわかりませんでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

曜日指定の毎週録画が機能しないというのは、以前に書いたとおり、毎週予約日付を修正しなければならず、 とてもとても面倒だったのです。

よくこんなヒドイ不具合を放っておくなぁ(`3´) ←個人の感想です。PCの環境によっては動くのかしらん?

さて実験室では、この不具合について、1つ発見していたことがありました。
それは、曜日指定をした場合でも、日付が当日になっていれば、録画に成功するということです。

本来、曜日指定であれば予約日は関係なく、ソフトウェア上でもグレーアウトされるのですが、 なぜか、日付を予約日付に合わせてから曜日指定をすると、録画が成功するのです。

なんてポンコツなんでしょう(-。-)=3  ←個人の感想です

そこでフト思いつきました。
録画予約を曜日指定で設定しておき、日付が記録されているファイルの日付データだけを 自動で当日の日付に更新できるようにツールを開発しようじゃないか!(`_´)/ということです。

プログラムを組めるものと言えば、Excelのマクロくらいしかもってないなぁ。 仕方ない、ちょっと覚えるかぁ ┐(・~・)┌

録画の予約データが記録されているのは、Schedule.iniというテキスト形式のファイルです。 この中に、予約の日付、時刻のデータがあります。



処理のフローはこんな感じ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・Schedule.iniを読み込む。
・年月日時を取得。
・過去の日時だったら、一週間先の日付を取得して置き換える。
・Schedule.iniを更新する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とりあえずできましたっ(`_´)/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・Excelを開くとマクロボタンがあるので押下する。
・更新されたSchedule.ini ができる。
・Excelを閉じる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

日付データが自動で更新されました。(起動したのは4/20日)

 
いや~楽ちん楽ちん! これまで、予約を1つ1つ更新していたのとは雲泥の差です。もっと早くやれば良かった(*'ー')ノ

これからは、1週間に1度だけ、Excelを開いてマクロボタンを押すだけです。
曜日指定だと、録画が終わった後でも予約データが削除されずに残るので、削除されないようにSchedule.ini を読み取り専用ファイルにしておくなどとする手間も無くなりました。

<備考>
・曜日指定の毎週録画しか眼中にありませんでしたが、ソフトウェア上は”毎日録画”の設定もあります。 これについては検証できていません。 もし、同様な改善が必要だとしたら、ツールの方は単純に起動した日の日付に更新させるようにして、 毎日起動させたら良いのかもしれませんね。
・タスクスケジューラを使って自動更新させたら、さらに手間が省けるかも。

初めてExcelのマクロを組んでみましたが、新たに覚えた関数なども駆使してなんとかできました。
マクロの他に、ファイルの削除や名前の変更などはVBAのコマンドも追加したりして、勉強になったねぇ~(;´д`)ノ 
ネットでマクロを参考にさせていただいた方に感謝感謝です。

ツールは完成したばかりでまだ運用間もなく、これから何か不具合が見つかるかもしれませんが、 マクロは本当にいろいろなことができることがわかりましたので、まぁ、なんとかなるでしょう・・・なんてね。

不具合がなければこんな手間は不要だったのにと思う一方、良いネタができたとちょっと喜んでいる、かりおかなのでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この記事には後日談があります。
ワンセグの予約更新ツールの改良

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モバイルバッテリーのオートパワーオフをさせない装置の製作実験

2019年04月06日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>”
************************************************************


クレーンゲームの景品には、モバイルバッテリーもあります。(・_・) (・_・ )?


 電子工作の電源に利用しようっ(`_´)/

と度々ゲットしていたのですが、 イザ使ってみようとしたら、うまくいきませんでした。

(1)大きな電流を流すと停止してしまうものがある。
(2)オートパワーオフ機能を持っているものがある。

(1)の方は、大きな電流を流さない実験で使えることも多いのですが、
(2)の方は、勝手に電源が切れるので困ります。ある程度電流が流れ続けていないとOFFになってしまうわけです。

ネットを調べてみると、同様のことを書いている方がいらっしゃいまして、オートパワーオフが働かないように、 抵抗器を使って一定量の電流を流しておくという対策例がありました。

う~むしかし、ずっと電流を流し続けておくというのはもったいないな(-"_-)ゞ

ということで、一定時間毎に一瞬大きめの電流を流し、オートパワーオフをさせない簡単な装置を製作してみることにしました。

<事前調査と方針>
・オートパワーオフの時間はどれくらいか。
電源をONにしてから自動でOFFになるまで、あるものは15秒程度、また他のものでは30秒程度のものもありました。
・オートパワーオフにならない電流は、どれくらいの大きさか。
あるものは40mA、あるものは70mA程度流さないとダメでした。
今回は、電流を流す間隔として30秒程度まで調整可能で、一瞬100mAくらいまで流せるようなものを考えることにしました。

<回路>
IC555の発振回路を利用しました。

 バイポーラのNE555なら、直接150mA程度のドライブができますが消費電流が大きい。 そこで、消費電流の小さなCMOSタイプのLMC555で、ドライブ回路を設けることにしました。
電流を流す間隔は消費に大きく関わるため、使用するバッテリーに合わせて調整できるようにしました。 計算では、最大約35秒間隔で0.34秒だけONする形です。
流す電流の大きさは負荷によります。今回は、LEDを3個使いました。 動作の確認ができるので、抵抗器だけよりも良いだろうと思っています。

<製作>

基板は、なるべくUSBコネクタの幅に収まるように設計しました。 USBソケットが並んでいても互いに干渉し難いでしょう。

<実験>
2つあるUSBポートの1つに製作した装置を挿入。

オートパワーオフはしなくなり、成功ですっ(*'ー')ノ
オートパワーオフしないギリギリのところに半固定抵抗を調整すれば、より消費を抑えられるでしょう。

しかしながら・・・

オートパワーオフ時間が30秒だと思っていたバッテリーなのですが、10秒間隔くらいの点滅にしないと止まってしまうことがありました。
また、オートパワーオフの時間が15秒だと思っていたバッテリーは、ほぼ点灯状態にしないとパワーオフしてしまうことがありました。
何かを接続した際は、動作が異なるのでしょうか。もしかしたら、電流が流れているかどうかを連続的に検知しているのではなく、検知するタイミングを持っているのかしらん?だとすると、そのようなバッテリーでは、単純に一定の電流を流し続けるしかないのかもしれませんねぇ。

今回の実験装置とかけまして、「野球」とときます。 そのこころは・・・

バッテリーは、相性が大切です(-∀-)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする