かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

初めての、パソコン組み立て物語 - パーツ -

2008年09月28日 | デジタル・インターネット

今回の構成パーツは以下の通りとなりました。

20080928a_2 ←クリックすると大きくなります。

●CPU
Coa2Duo E7300
8月に出たばかりのものだそうですが、コストパフォーマンスがよく、また、消費電力も低い・・・らしいっス。最低でもデュアルコアを選びたいということで選択。

●マザーボード
P5Q-E
雑誌で、”3年たっても十分現役”という構成の中で使われていたものです。
雑誌で紹介するくらいですから、きっとスペックは高めの設定なのだろうと予想しましたが、このパーツは後の拡張性の要になるものですので、そのまま採用しました。
それに、何と言っても一番の理由は、このボードを使った具体的な組み立て手順が掲載されていたからです。初心者としては無難な方法だと思いましたし、実際にそのようにして良かったと思っています。

●メモリー
DDR2 800(1G×2枚)
メモリーは多く積んだ方が良いと聞きましたが、あまり負荷のかかるような使い方をしませんし、OSをXPにしたということもあって2G(1G×2枚)で十分と判断しました。

●グラフィックスボード20080928b
GV-N95TD3-512H
これも「迷ったらこれを選んで間違いない」と雑誌に書かれていたものです。
いろいろ調べているうちに、オンボード程度の性能でも十分のような気がしましたが、前述のマザーボードにオンボードの機能が無かったのと、グラフィックスボードというものを使ってみたいという想いもあり、せっかくなので、”オンラインゲーム程度の3Dゲームなら十分だ”というものにしました。たぶん私には十分過ぎるでしょう(^_^;

●電源20080928d
エナーマックス EMD425AWT
電源が悪いと他のパーツを故障させる原因にもなるということで、重要視すべきパーツであるようです。
店の人もお勧めと言っていたものにしました。購入した本の製作例にも使われていたもので、静音性もあり信用ある製品ようです。しかし、比較的高価でしたので、500Wはやめて、425Wのもので手を打つことにしました。ケーブルが脱着式で、不要なケーブルが邪魔にならないのが良かったです。

●PCケース
ANTEC Solo White
道具不要で側版やフロントパネルを開けることができ、ハードディスクやDVDドライブも取り付け易い。そして、静音性への配慮もあるという一品・・・・という評価でした。
これを選んだのは、製作例で使われていたケースが店に無かったからなのですが、実際、扱い易くて正解だったと思います。
5インチベイに開閉式のパネルが利用できるため、たとえば黒いDVDドライブを使っても、前面の色がちぐはぐにならずに済むのがとても良いと思いました。デザインもスッキリしていて気に入ってます。

●ハードディスク
SEAGATE ST3500320AS 500GB
バルク品とリテール品で価格差が大きいパーツでした。迷わずバルク品を選択。
容量は350G程度でも十分過ぎると思っていましたが、お店お勧めセールの500Gのものと価格があまり変わらなかったので、500Gにしました。

●光学式ドライブ20080928c
BUFFALO DVSM-XE1219FB-WH
バルク品もありましたが、価格差があまりなかったので、DVDの書き込みや再生ソフトが付属するリテール品にしました。必要なソフトウェアの用意も考えなくてはというわけです。
しかしこの製品は、インタフェースがIDEだったんですよね~おかげで幅の広いケーブルをケース内に這わせなければなりませんでした。そこはちょっと失敗だったかも。

●OS
XP Pro(OEM版)
これまでXPを使っていたので、Vistaにすると使えなくなる周辺機器(あるいはその一部の機能)やソフトがあり、また、Vista自体に特に魅力も無かったので、XPにしました。

●液晶モニター
IO-DATA  LCD-AD192XW
”19インチワイドのノングレアでなるべく安いの”と決めていたので、あまり選択肢がありませんでした。解像度、表示色、輝度、コントラスト、応答速度などのポイントだけチェックして決めました。
展示品を見ていたら、ついつい映りが良く見える機種に目が行ってしまいましたが、設定の違いでかなり変わるようです。この機種にも画面モード(標準、文字、映画、TV、写真)があり、かなり見え方が違うことがわかりました。映像重視というわけでも無かったので、十分な選択だったと思っています。

●キーボード
ELECOM TK-UPO1MALG[ライトグレー]20080928e
なるべくコンパクトで安くて打ち易いもの・・・ということで探しました。
一応10キーもついていながら横幅が狭く、立てて置けるのが良いかも。まぁ、あまりこだわりは無かったです。

というわけで以上、計142,550円でした

なんと、ノートPCの修理見積もり(142,149円)程度で間に合ってしまいましたよん(・▽・)

購入の際には、液晶モニターやキーボードまでを含めたリストを作成したのですが、店員さんが販売フロアの異なる製品も含めて全てを揃えてくれましたので、とてもスピーディーで楽チンでした。店までの交通費や送料もかかりますので、一度に揃えてしまったのは結果的にお得となりました。

久しぶりの大きな買い物でした。

今回の出費とかけて、スパイシーな料理と説く。その心は・・・・・

こしょう(胡椒・故障)が効いてます<(_ _)>゛

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初めての、パソコン組み立て物語 - プラン -

2008年09月27日 | デジタル・インターネット

「自作パソコン?パソコンを作るだなんて大変そうだな~。所詮、パソコンマニアがやることさ。」(-_-)г

などと思っていましたが、この度、ノートパソコンの故障をキッカケに、アッサリと足を踏み入れることになりました。

やってみたら、実はとても簡単なものでした。
パソコンを構成するパーツは、全て規格に沿って作られているので、単に組み合わせてケースに収め、配線をするだけで良かったのです。
しかも、ケースには予めネジ穴も開いているので、道具はドライバー1本で間に合いますし、必要な配線用のケーブルやネジ類も、各々のパーツに付属しているじゃありませんか。
これじゃまるで”組立キット”ですよん。この程度で”自作”だなんて笑わせるじぇーいってなもんです(-▽-)

とは言いつつ、何しろ初めてのことでしたから、パーツの選択を含め、どこから手をつけたら良いのかわかりませんでした。

そこでまず、最新の情報と製作例が書かれていた雑誌と、ひととおりのことがわかる本を買いました。(ノートパソコンが故障したので、ネットで調べることができないのが痛かった・・・。)
20080927a

雑誌の方は、3年先を見越したという具体的な構成例や組み立て手順などが掲載されていましたので、とても参考になりました。
とにかく早く作りたいと考えていた初心者の私にとって、1つの製作例をベースにするという方法は、とても有効だったと思っています。
マザーボードやケースもそうですが、もともとが外国製品のためか、付属しているマニュアルはとてもわかり難い感じがしました。
たぶん、パーツを適当に揃えて付属のマニュアルだけで作ろうとしていたら、今回のようにスムースには完成しなかっただろうと思います。

最初は、雑誌に掲載のものをそのまま作るのが確実かもと思いましたが、購入予定の店で扱っていないパーツがあったり、紹介されている価格と差があったり、不必要にオーバースペックな部分に気付いたりということもあり、やはり構成品についてはある程度見直すことにしました。

<完成までの経緯>
9/10:ノートPCの修理を断念。次のパソコンの検討を始める。
9/14:自作PCの雑誌を購入。
9/17:家電量販店を下見。購入できるパーツと価格をチェック。
店員さんから、よくわからなかった電源のお勧め品や、電源付ケースのデメリットどの情報を得る。また、より基本的な知識を得るために本を購入。
9/20:家電量販店にてパーツの購入と配送の依頼。
9/22:午前中にパーツが届き、OSのインストール等を含め夕方までには完成。トラブルなし。

パーツの下見に行ってる頃には、もはや「作って見たい」という気持ちが大きくなっていました。ノートパソコンの故障は、新しい分野への良い機会を与えてくれたのかもしれません。

それにしても、ノートパソコンの自然復活は予想外でした~2台のパソコンをどう使い分けようか知らん?(´ー`)г

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この記事には続きがあります。
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パソコンを組み立ててみました。

2008年09月25日 | デジタル・インターネット

先日のノートパソコン故障事件は、とてもショックでした(>_<)

修理の見積もりが高額だったというのにもビックリしましたが、パソコンが無い間、デジカメの写真の整理もできず、プリンタも使えず、光回線もムダになり、パソコンに整理してあった色々な資料も使えなくなってしまったのです。もはやパソコンは、生活の中で重要な位置を占めていたのでした。

それに加え、一番気に病んでいたのは、PCをまるごと他人に預けるという行為についてです。
ノートパソコンは、基本的には自分でハードディスクを外すことができませんので、データの消去などの操作ができない場合は、他人を信じてそのまま修理に出すしかないでしょう。PCの中のデータを失うことはもちろん、何処かへ流出するということも心配になります。
尋ねれば、「個人の秘密は守ります。」てなことを言うに決まっていますが、「バレなきゃ問題ない。」などという風潮から生まれる昨今の偽装問題などを見ていると、何も起こらないハズだと誰が言い切れるでしょうか?PCが戻ってくるまでの約2週間は、とても長く感じられましたし、戻ってきた今でも、「もしかしたら、中身がコピーされているのではないか?」という心配が拭いきれません。考え過ぎかしらん?(・_・)皆さん(誰?)はどう思われます?

こんな目にあうのはもうゴメンです!(>_<)

・・・・・というわけで、自分でメンテナンスができるパソコンを組み立ててみることにしました。巷で「自作PC」などと言われているものです。
20080925a

ジャジャーン!白いフォルムでスッキリまとめた”かりおか仕様”のパソコンですっ(`_´)/

もう、故障しても他人にPCを預けるようなことは無いでしょう。修理も、自分で部品を交換するだけで済むのです。
必要に応じて、スペックアップや構成変更も思いのままっ。古くなったからと言って、パソコンを丸ごと買い替えていた時代は終わったのでありますっ(・`ω・)ゞデシッ!!

な、なんて、すばらしいんでしょう(’ー’*)パァァッ20080925b

初めてのパソコン組み立ては大成功。青く光る電源ランプも気に入ってます~(・▽・)

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いんちきモーター速度コントローラー

2008年09月24日 | 製作

この記事には回路図を掲載していますが、何ら動作を保障するものではありません。
不利益が生じても責任は負えませんので、参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致します
~<(_ _)>゛

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ユニバーサルギヤーボックスは、コンパクトで良いけれど、もっと回転速度を遅くできないかしらん?」(・。・)ゞ

タミヤのギヤーボックスシリーズは、扱い易く安価なので、工作の材料としてよく利用しています。
しかし、回転速度やトルクは、いくつかある製品の中から選択するしかありません。
例えば、遅い回転が欲しい場合は、力は必要なくてもギヤ比の大きなものを選択しなくては
ならないわけです。

「そもそも、モーターの回転速度をコントロールできれば良いわけだよね。」(・_・)ゞ

市販のコントローラーもあるようですが、自分で簡単に作ることができないだろうかと実験ですっ(`_´)/

最初に考えたのはコレです。
20080923aトランジスタでモーターに与える電力を制御しようというもの。
結果としては、ある程度、回転速度を調整することができました。
しかしこの方法は、モーターの端子に与える電圧を下げてしまうためトルクも一緒に落ちてしまい、低速時にはとても弱々しく、ちょっと力を加えるだけで止まってしまいました。
また、コントロールできる速度の範囲も狭いのがイマイチです(-_-)

そこで、次に考えたのがコレです!(`_´)/
20080923bトランジスタ2石の低周波発信回路に、モータードライブ用のトランジスタを加えました。
モーターに断続的な電圧を加え、その周波数を変化させることにより、速度をコントロールしようというものです。
実は、モーター制御には、PWM(Pulse Width Modulation)という技術があるのですが、その”いんちき版”というわけです(^_^;

 

20080923c

ブレッドボードに回路を組んでみたところ、これが意外にもうまく動きました
良かったら見てやってください。


どーでしょう?なかなか滑らかに制御できているんじゃないでしょか?超低速にしてもトルクが保持できて使えそうです。

ちょっと残念なのは、電源を3Vから4.5Vにしたら動かなくなってしまったことです。
たぶん、出力電圧の波形が変わってしまったのではないかと予想していますが、オシロスコープなどを持っていないので不明です。
そもそもPWMは、方形波のパルス信号を使うものですからね~ムリがあるのかも(^_^)ゞ

今回の回路の抵抗、コンデンサ等の値は、実験しながら得たものだったのですが、実は微妙なバランスだったりしてね(・▽・)ゞエヘヘ ヾ(^_^;エヘヘって・・・

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この記事には後日談があります。「簡易モーター速度コントローラーの実験製作」をご覧ください。 かりおかここに記す(._.)φカキカキ

 

 

 

 

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世の中、不思議なことがあるものです・・・。

2008年09月20日 | デジタル・インターネット

20080920a故障のパソコンがやっと戻ってきました。
見積もりが高額だったため修理はしなかったのですが、しっかりと梱包してくれていて申し訳ない感じですねぇ(-_- )г

かりおかの実験室は、実体験をお送りするブログです。
今回の経験をここに記し、参考にしていただければと思います。

●故障になった状況
以前、ノートPCの後ろを少し持ち上げ、風通しをよくするための器具を製作しました。
いつものようにネット検索などしていたその時、この支えが外れてしまったのです。
「パタンッ」
故障の原因はそれだけです。ほんの5cmくらい「パタン」となっただけなのです。
画面がランダムな光の模様に変わり、何が表示されているのかもわからなくなってしまいました。電源を入れ直しても同じ状態でした。電源ON時の”Panasonic”の表示さえ確認できません。

ウソみたいでしょ?こんなんじゃ、耐久性試験は0点じゃないでしょか?
いや~ショックでした。当時30万もした高性能PCが、たった3年で使えなくなるとは・・・・・。

●修理の見積もり
20080920b 翌日すぐ、PCを購入した量販店に修理依頼をしました。
4日後、見積もり結果の連絡があり、LCDのとハードディスクの交換で142,149円だと告げられました。しかも、PC内のデータは無くなってしまうとか。
あまりに高額なので、即、修理はしないで返してもらうことにしました。

正直、ホントかよ?と思ってしまいました。たった5cmのショックで!?(゜▽゜)г

●奇跡!?
量販店からパソコンが戻ったと連絡があったのは、見積もりの連絡からさらに8日後のことでした。ちなみに見積もりは無料でした。
戻ってきたら、自分で中を開けてみようと考えていましたが、その前に、どんな状況だったか、ブログのネタに写真でも撮っておこうと電源を入れてみたのです。
すると・・・

奇跡です!ちゃんと立ち上がりました!(・0・ )おおっ

ハードディスクにもアクセスできました。ファイルも何もかも元のとおりです。
すぐにハードディスクのバックアップを取り、ウィルスパターンファイルを最新にアップデート。
何もかも正常です!

これはいったい?????

う~ん、やはり何かの接触が悪かっただけだったのでしょうか?偶然直った?
それとも、修理の人が見かねて、こっそりサービスで直してくれたのかしらん?まさかネ。

いや~こんなこともあるんですね。
14万もの修理代が、何もしないで直ったなんてね~信じられません~。
修理代が5万くらいだったら、うっかり修理してしまったかもしれませんよ。

ともかく、このラッキーな状況に感謝、実験室復活です!(・_・)ノよろしくお願いしま~す。

コメント (6)
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