「本日は、連続ブログドキュメント『かりおか秘密工作員の挑戦 -現実は厳しく-』のクランクアップの現場にお邪魔しております。
早速ですが、かりおかさん、初めて挑戦したハンズ大賞、一次審査で不合格という結果でした。 今の心境は?」
「いや~、正直、落胆しましたね。入選はできるだろうと思っていましたから。」
「原因は何だと思いますか?」
「この作品の価値が、うまく伝わらなかったのだろうと思います。」
「ほほぅ。つまり、審査が適切ではなかったと?」
「いや、たぶん、元々の審査基準が、作品の価値と合わなかったのでしょう。あるいは、私の作品と同様の物で、さらに上を行くものがあったのかもしれません。」
「強気ですね。」
「かりおか8、9号は、単にコツコツ長い年月をかければできるという作品の類ではありません。 20℃以下の温度差で動く低温度差スターリングエンジンの応用で、ここまで発展させたものは 見たことがありませんし、これは、数々の工作の経験とセンスによって生み出されるインスピレーション、そして、実験による偶然をも得られなければ、完成できなかったものだと自負しています。」
「そんなにすごいものだったのですか?」
「たとえば、モーターとギアを使った作品なら、設計さえちゃんとしていれば、作る前からだいたい動くことは予想がつきます。
しかし、低温度差スターリングエンジンは、その設計から材料の選択さえ全く自由で、それ故、手作りのエンジンで動く保障などは何処にもありません。
スターリングエンジンの模型というだけで、数万円もする製品が売られている中、市販材料を使い、わずか数千円で製作できているという点にも、注目していただきたいのです。」
「ご苦労もあったでしょう?」
「それは、完成までにはいろいろとね。
何度ハンズへ足を運んだかわかりません。結果として、余計な材料もたくさん購入しました。
試作実験を何回繰り返したことでしょう。そのために休暇をとったこともありました。
それに、コンテストへの応募ということもあって、作品としての見栄えにも気を使いましたし!
フライホイールのデザインはもちろん、8号と9号では、デザインも少し変えて、全体的な配色を 整えるためだけに、新たなアクリル板の購入もしたんですっ。
それにそれに!限られたスペースで作品の内容をどれだけ伝えられるか、応募用紙の原稿にも5日も、5日もかけたんですよ!」
「ちょっと、かりおかさん?」
「だから・・・・・だから入選はできると信じていたのに!
合格に合わせて、ちょっと気の利いたブログも考えていたのに!
おやじにもぶたれたことないのに!(by アムロ)
・・・・・なのに・・・・・なのに・・・・・信じていたのに・・・・・。」
(ノ_・。)・・・(ノ△・。)・・・(⊃Д`。)ウワァァァン!!
「・・・・・信じる者は、すくい投げ。
どうやら来年の初夢より先に、いい夢を見ちゃってたようですね。
以上、かりおかさんの実験室からお送りしました。
それではみなさん、良いお年をっ。」
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果たして、かりおか8号、9号とはいったい!?
その意外な姿に驚愕の叫びが!
全米大ヒットNo1!
「かりおか8号、9号」
近日公開!
あなたはもう、この実験室から目が離せない・・・・・。
******* (・▽・)г carioca's studio presents *******
(・▽・)ヾ(^^;ワルノリ~