この記事には回路図を掲載していますが、何ら動作を保障するものではありません。
不利益が生じても責任は負えませんので、参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致します~<(_ _)>゛
-----------------------------
時計のアラーム信号を使って電磁リレーを動作させる回路を「アラーム信号リレー」といいます(・o・)b
♪わたしが決めった、今、決めた~♪ (←初音ミク ”ぽっぴっぽー” より)
電波時計を使った正確なタイマーの実験では、最初、このような回路を考えました。リレーは2回路あるものを使用し、1回路はアラームのスイッチにつなぎました。アラームの信号でリレーが動作すると同時に、アラームを止めるためです。
ここで疑問が浮かびます(・。・)?
「アラームの信号でリレーが動くとアラームが止まる・・・。」
果たして、リレーはちゃんと働くのでしょうか?
結論を言うと、リレーは動きましたが、アラームは止まりませんでした。リレーの復帰動作が速すぎて、アラームを止めるために必要なOFFの時間が十分に得られなかったのです。
そこで、ベース側にコンデンサを加えました。リレーの復帰を遅らせるためです。
すると、リレーが動作すると同時にアラームが止まるようになりました。
「フッフッフ・・・・・こんな簡単にうまくいくとはな・・・・・」(-。-)г
と、思ったのもつかの間、実験を重ねるとアラームが止まるときと止まらないときがあり、不安定なことがわかりました。また、同じ型のリレーなのですが、交換すると個体によってうまく動作したりしなかったりします。どうやら、そもそもアラームの信号自体が弱く、トランジスタを確実にドライブできていない様子です。そこで、入力部分の回路は、このように変更しました。
もはや、100Ωの保護抵抗もやめてしまい、逆電圧対策のダイオードのみとし、アラームからの信号を最大限に利用する形です。
しかし、リレーの復帰が再び早くなってしまい、アラームを止めることができません。
「う~む、コレクター側に遅延回路を設けるとなると、部品が増えて複雑になりそうだなぁ~。」
考えているうちに、パッと閃きました(゜▽゜)パッそれが、この回路です。
コレクタとエミッタ間に、大容量コンデンサを投入してみました。ちなみに、ベース側に設けた10kΩの抵抗は、ICBO対策です。
「これで、トランジスタがOFFになっても、リレーを通じてコンデンサに電荷が蓄積されるまでリレーがONとなり、復帰を遅らせることができるハズ!」(`_´)/
思惑は大成功です。何回やっても、リレーを交換しても、また、電源を6Vから4.5Vに下げてみても、リレーの動作とアラームの停止が確実に動くようになりました。
コレクターとエミッターの間に大容量コンデンサを繋げた回路など、過去に見たことがありません。ネットでもいろいろ探してみましたが、見つかりませんでした(р_-)
これはもしや、かりおか的な超ウルトラスーパースペシャル画期的アイディアがまた生まれてしまったか~っ!?(ノ∀`) ナンテネ。