かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

マウスのクリックタワーへ間欠タイマー機能を追加しました。

2021年12月25日 | 製作

この記事には回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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マウスのクリックタワーとは、YouTube自動CMスキップ装置で、音声感知装置で、ラジコンでと、
いろいろな方法でマウスをクリックさせることができるという自作のユニットです。

マウスの自動クリックタワーの製作

マウスのクリック装置の製作

今回は間欠タイマー機能を追加し、一定時間毎にマウスをクリックできるようにしました(`o´)/ 

これを使うと、例えば一時的にスクリーンセーバーや休止状態に移行させないようにすることができます。

回路はこんなものにしました。

タイマーIC555を使った基本的な発振回路を利用しました。
過去に検討した間欠タイマー回路でも良かったのですが、一瞬の出力で足りるので、余っていたIC555で簡単に済ませました。
一定時間毎に一瞬出力する形にしたかったわけですが、555の3番の出力は、Highの時間>Lowの時間 の形にしかできませんので、Highの時間を長くしてタイマーの時間を稼ぎつつも、コンデンサで一瞬だけの出力にしているところがポイントです。

最大約40分毎に1回クリックという設定までできるようにしました。
例えばPCを10分でスクリーンセーバーに移行させている場合は、タイマー時間を10分未満に設定しておけばOK。

以前にも、休止状態に移行させないための簡易装置としてアナログ時計でカーソルをちょこっと動かすというものを製作したことがあります。

スリープ/休止設定を一時的に回避させる簡易装置の実験

今回のものはクリックをさせることになりますので、もしかしたらPCのアプリを操作してしまう可能性もありますが、まぁ問題になるようなことも無いでしょう(-∀-)ヾ(^_^;)ホント?

今後は、マウスの置き場所も関係なく、スイッチ1つでスクリーンセーバーや休止状態への移行をストップできるようになりましたので、大変お手軽になりました(^o^)b 

PCの画面を見ながらアレコレ考えているとき、不意にスクリーンセーバーに変わると気がそれてしまいますからねぇ(-"_-)ゞ

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音声で信号を出す基板ユニットの製作

2021年12月18日 | 製作

以前にマウスのクリック装置の製作記事を書きましたが、これに合わせて音声で信号を出す基板を製作してみました。

基板はこんな感じです。

左側に飛び出ているのがコンデンサマイクです。
コンデンサマイクの出力をパワーアンプ(LM386)で増幅して出力するだけの仕組みです。

クリック装置へは信号を出すだけで済むようになりましたので、リレーまわりの回路はありません。とても簡単になりました。

クリック装置に接続して動作を確認しました。

動画では、"舌を鳴らして"動かしています('о')♪タンッ

部屋の中で4~5m離れたところでポンッと手を叩いても反応しました。
しかし、椅子が軋む音でも動いてしまうので、実用上は逆に少々感度を下げて使うことになりそうです。

音でマウスをクリックできると・・・
・ご飯を食べてるときに茶碗をチンと鳴らすだけで、メディアプレーヤーの曲送りができる。
(-∀-)ヾ(^_^;)行儀が悪いよ
・たくさんの電子メールを、舌打ちをするだけで次々とチェックできる。
(-∀-)ヾ(^_^;)何か不満でも?

できるのはクリックだけですが、ワイヤレスマウスや音声認識機能よりもお手軽だと思います。
手が使えないとき、マウスに手が届かないときなどにいろいろと便利に使っています(o^ー')v

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この記事には後日談があります。2022年1月15日かりおかここに記すφ(._.)カキカキ

連続した音を感知する回路を考えてみました。

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”簡潔な”間欠タイマー回路を考えてみました。 ーその2ー

2021年12月11日 | 製作

この記事には回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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以前、簡易な間欠タイマー回路ができないかと検討したことがありました(・_・) (・_・ )ウンウン

”簡潔な”間欠タイマー回路を考えてみました。

さて、これを使って何か作ろうかななどと眺めていたところ、

あれれ~この回路、何故ボルテージフォロアを組み込んだんだっけ?(。´・ω・)ん? 

てなことになりました。

当時、いろいろと検討しているうちにそんなことになっていたようなのですが、今更ながら不要だったんじゃないかと思い検証してみることにしました。

<ボルテージフォロアを外してみる>

外す前の回路のときと大差なく、ONの時間とOFFの時間のバランスがとれる結果となりました。
ヒステリシス動作への影響は無かったようです。

そうかぁ、リレーのドライブにFETを使うことにしたから、ボルテージフォロアはいらなくなっていたんだよねぇ(-"_-)ゞ

<トランジスタにしてみる>

トランジスタにするとベース電流が流れるためでしょう、ONの時間とOFFの時間に大きな差がでてしまいます。
負荷側の回路によってはボルテージフォロアを入れた方が良いかもです。

<トランジスタの回路に改めてボルテージフォロアを入れてみる>

トランジスタの場合でも、ONの時間とOFFの時間のバランスがとれるようになりました。
FETだけの場合に比較して、ほんの少し差が出た感じもあるが気のせいか?

しかし・・・以前の回路ではFETを使用していながらボルテージフォロアを組み込んでいて、さらに充放電のルートがヘンな感じ・・・(ー。ー)
なんてこった、以前のは全然”簡潔”じゃなかったじゃん(>_<)

というわけで
改めて”簡潔な”間欠タイマー回路になりましたとさ。でめたしでめたし(-∀-)ヾ(^_^;)

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YouTube自動スキップ装置の改良 -その2-

2021年12月02日 | 製作

この記事には回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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説明しよう!(・_・)b (・_・ )?
YouTube自動スキップ装置"とは、YouTubeの動画再生中「広告をスキップ」が表示された際に、自動的にマウスをクリックさせてスキップさせる自作の装置なのだっ(`_´)/

YouTube自動スキップ装置を改良しました ←click

さて、イチイチとマウスをクリックする手間が省けて便利に使用しているのですが、うまく反応しないときが時々発生していました(._.)ヾ(^_^;)

装置は、モニターに表示される「広告をスキップ」の一部を光センサ(CdS)で直接検知するという大胆な仕組みです。

ところが、スキップ表示にもいろいろあり、薄かったり色が違ったりしてコントラストが微妙なものがあるのです。
(以前からあったのかどうかは不明)


黒-白-黒 の場合はコントラストが明確なので光センサも反応し易いのですが、そうでない場合は、センサの感度調整も微妙になってしまいます。

そこで今回、回路を見直してみました。

以前とは異なり、3つのCdSの感度を個別に調整できるようにし、暗(CdS1)-明(CdS2)と明(CdS2)-暗(CdS3)の2つのANDをコンパレータで判定するようにしました。
これにより、例えば 緑-黄-緑 のような微妙なコントラストでも判別ができるというわけです。
マウスのクリック装置に信号を出すだけになりましたのでリレーを駆動する回路はありません。

CdSを厳選してセンサも作り直しました。

フレームにアクリル板を使い、CdSへの穴の大きさを揃えました。

製作した基板はこんな感じです。


以前よりも細かな感度調整ができ、薄い表示のときでも、モニターの輝度を変えても、幅広く対応させることができるようになりました。(動画撮影は難しいので省略~)


これで広告をスキップさせる手間も更に軽減できることでしょうヽ( ´ー`)ノ (^_^ )


<よもやま話>
この装置では、スキップ表示以外でも、動画再生中にたまたま 暗-明-暗 となるような画面表示があると当然反応してしまいます。
(YouTubeの場合、単に画面をクリックすることになるので一時停止してしまいます。)
また、あまり微妙なコントラストに感度を合わせてしまうと、それだけ誤動作も増えてしまうことになります。
すぐには反応しないように設けた遅延回路も効果的に働いていますが、それでも同じ画像が長く表示された際には反応してしまいます。
といって、遅延時間をあまり長くしてしまっては、なかなかスキップされなくなるので本末転倒になってしまいます。

いっそのこと、一定の明るさだけに反応するように光スイッチ回路を並べてしまおうかとも思いましたが、モニター自体の輝度を変えると感度が変わってしまうため、やはりコントラストを判別する方式の方が良いということになりました。

どれくらいの誤動作を許容できるかは、感度と遅延時間の調整をしながら模索することになりそうです。

CdSは同じ型番でも抵抗値の変化に幅があり、以前の回路ではこの個体差のために感度調整が難しくなっていた気がします。
真っ暗なときは数MΩになるのでどれでも良い感じでしたが、明るい時の差は感度調整への影響が大きくなりますので、いくつか実測して適当な3つを選びました。

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