マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

キャリア教育(講話)

2008年05月27日 | 喜働

中学校のキャリア教育。 福岡県 倫理法人会から講師を派遣しました。

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福岡市などでは三年前から行っているのですが、北九州市の中学校では今回が初めての講師派遣でした。

当日の講師(濱本さん)は素晴らしい話をしてくれました。 濱本さんは声優であり(有)アクターズの経営者です。

講話は濱本さんがアナウンサーを志して挫折、 声優を目指して学校に入ったところから始まりました。 百人以上の同期生が一年で20人に絞られました。 現在プロで残っているのは何人? 実は濱本さん一人です。 なぜ一人だけプロになれたのか?

それは、『止めなかった』 から。 だけど、32歳までは声優の月収は1万円だったこと。 地下鉄の深夜労働で食いつないだこと。 それでも諦めなかったから夢が叶ったのです。

お金を頂くのがプロの仕事であり結果で全てを判断される。 アマチュアは過程も評価される。 そこが大きな違い。

中学生に問います。 なぜ今の勉強が必要か、と。 勉強しなければ自分の選択肢を狭めてしまうから。 いま学ぶべきことはしっかりと身に付けておこう!

続いてルールとマナーそして礼儀の違いについて説明しました。 質問を交えながら進めていきますが、生徒の回答に対する応答が面白いのです。 誰一人として退屈しません。

濱本さんが考える、社会に出たら絶対に必要な 「躾の三原則」 。 『挨拶』 『返事』 『靴を揃える』 。 これが出来るようになるには今の内から身に付けよう! 相手の名前を呼んで挨拶をしよう! ここからクラス別に 『ハイの練習』 。 生徒は大きな声が出るようになりました。

感想です。 プロの素晴らしい 『芸』 を堪能させていただきました。 アッと言う間の50分間。 生徒は退屈する間もなく熱心に聴き入っていました。

終了後、校長先生の次の一言がこの講話の全てでしょう。

「この講師派遣は、希望する学校が沢山でますよ!」

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