一度きり。 最初にして最後だった、という景色の思い出。
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学生時代を過ごした京都で。 二つほど紹介。
先ずは清水寺。 この、あまりにもポピュラーな観光地が大好きです。 産寧坂・二年坂とセットにすれば、私にとっては 『京都 好きな場所 No.1』 と断言します。
初めて 一人で訪れたときの清水寺が生涯の最高の景観でした。 (本当の初訪は修学旅行ですが)
大雪の朝。 歩いて東大路を下がり 清水道から入って 清水坂へ。
まったく人けの無い道を歩いて。 そこは、まだ誰も踏んでいない銀世界。
仁王門から西門をぬけたとき、美しさに息を呑みました。
そのあと、回廊から本堂へと進んだかどうかは 覚えておりません。 音羽の滝が凍っていないのを見た記憶はありますが…
四季折々の清水へと、それからも 何十回と訪れています。 大雪のときにも。 だけど、あのときの鮮烈な美しさに再会することはありません。
次は鞍馬山です。 こちらは友人数人と。
体力にまかせて痛飲した翌朝。 全員が ひどい二日酔い状態で目覚め、なぜか 鞍馬山に行くことに。
ふらふらしながら 京福電鉄で鞍馬へ。 小さな車両は大いに揺れて、ここで吐くんじゃないかと観念する頃にようやく到着。
びっくり! 凄まじいばかりの紅葉に圧倒!されてしまいました。
興奮のまま、二日酔いも忘れて山頂まで登ってしまいました(途中で脱落者も居ましたが)。
以降は、「鞍馬の紅葉が見ごろ」 と聞けば 行ってみました。 が、あのときほどの紅葉には遭遇しません。 桜と同じように、紅葉にも 「この日しか無い!」 という瞬間的な見ごろがあるのでしょうか?
最近、温度や日照時間で 紅葉の色づき具合が異なるという記事を読みました。 そうだとすれば、あの年は 紅葉に最適だったのでしょうか?
以上、他愛ないけれども 忘れられない 『一度きりの景色』 でした。
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