こんばんは♪12月に突入して、せっせとお菓子を焼かなくてはならないのですが、長男が修学旅行から帰ってきて、そのおみやげを私と旦那さんの実家に二人で届けたり、そのついでに買い物に付き合わされたり、で全然はかどりません。。。ヽ(;▽;)ノアハハ
おかげさまで、あれだけ海外旅行を嫌がっていた長男ですが、とても楽しかったようです!
青い海をシュノーケリングで思いっきり楽しみ、男の子ばかりの自炊生活も何とか乗り切り、オーストラリアの強いなまりも、ボディランゲージの彼らには関係なかったようで。。。
ところで・・・今日は「ケーキを型からはずすコツ」についてお話します。
焼きあがったケーキを型から出す!!お菓子作りの最大のクライマックスですよね!
おいしそうに焼きあがったケーキを型からはずす瞬間、ドキドキします。
◆ジェノワーズのようなスポンジケーキは焼きあがったらすぐに型から出します。
が、その前にちょっとひと手間。
台にぬれふきんを敷いて、10~15センチくらい上から型ごとトンッと落とします。そうすることで余分な空気が抜けて、冷めたときの焼き縮みが防げます。
◆パウンドケーキなど、型にオーブンシートをしきこまないでバターを塗って生地を流して焼いたケーキを型からはずす場合は、オーブンから出したら少し粗熱が取れるまでケーキを出すのを待ちます。
そのときに、型をぬれふきんをひいた台の上で、2センチくらいかなぁ~低い場所で優しくトントンと二回ほど軽く落として蒸気をぬいてやります。軽く粗熱が取れたら、型の側面を「トントン」と寝た子を起こすように優しくたたいてやると(型が熱い場合があるのでミトンをしてくださいね)、型から生地が離れやすくなり、上手に外れます。
◆水分の多いもの、生のフルーツやドライフルーツを一緒に焼きこむ場合。
焼いている間にジュースが出て、こげた部分がアメのように型に引っ付いてしまうとなかなかはずれません。無理にはずそうとすると・・・そこだけボロっと剥げ落ちたりします。
そうなったらオーマイガーっですよね。
こういう場合は、焼く前の注意が大切です。
フルーツ類を型にひっつかないように真ん中に入れるか、もしくは型にオーブンシートをしいて焼きます。私はオーブンシートを敷いて置く派です。
そして、焼きあがったら、冷めるまで我慢。冷めて生地が落ち着いてから出すと失敗がありません。
◆クグロフ型やマルグリット型のように複雑な型の場合
こういった表面が複雑な型で焼くと焼き上がりが美しいですよね!
でもケーキを上手に取り出せるか否か!?運命の分かれ道!
これは紙を貼ることもできないので、型の準備が大切です。
室温でやわらかくしたバターを刷毛で丁寧に塗ったら冷蔵庫で冷やします。塗ったバターが白く固まったら強力粉をはたいて、余分な粉をしっかり落とします。
こうしておくと型離れがずいぶん違います。
もしくは、バターをハケで塗ったらすぐに型にアーモンドダイスかスライスを貼り付けて冷蔵庫で冷やします。アーモンドのおかげで型離れがスムーズです。
全体にアーモンドを張るのがいやなら、型の底(焼きあがったケーキの上になる部分)だけでもアーモンドを散らしておくと型離れの保険になります。
焼きあがったら、ほんの少し粗熱をとって、型の側面をトントンとたたいて型から出します。(型がまだ熱いので必ずミトンをしてやけどをしないようにしてください)
◆焼き型全体のお手入れ
使い終わったらお湯で洗います。汚れがある場合はハケで軽くこすって落とし、洗剤はなるべく使いません。
すぐに乾いた布で水分をふいて乾かします。
きちんとお手入れしてあげると、その型は焼き上がりもきれいで、型離れもよくなり、お菓子を愛するあなたにとって大切なパートナーとなってくれますよ♪
お菓子作りのコツのひとつは、お菓子やお道具と仲良しになること♪
焼きあがったお菓子の色や香り、声(音)をよく見て聞いてみてください。
お菓子の気持ち♪お道具の気持ち♪がきっとあなたに届くはず♪
そして何よりも、おいしく出来上がったお菓子には、それを食べた人、作った人も幸せ~にする力があります。
長くなりましたが、今日もブログの更新ができました。スイーツブログと手作りお菓子ブログのランキングに参加しています。ポチっとクリックしていただけるとうれしいです♪