今日は1月15日。
小正月、松の内も今日で終わりですね。
最近はあまり「小正月」という言葉は聞かれませんが、豊作を祈願したり、お正月から忙しく働いた女性をねぎらうという意味もあるのですって!
小正月には「小豆粥」を食べる風習もあるそうで、古くは「枕草子」や「土佐日記」にも「小豆粥を食べた」と記されています。
さて、今日ご紹介するお菓子は日本のいわゆる伝統的な食品、食材を使った焼き菓子です。
抹茶と丹波黒のカトルカール☆あらたまった気持ちで贈るお菓子
日本人が古くから愛してきた「抹茶」と「黒豆」。
最近ではその成分が健康的にもカラダによいと知られ注目されています。
京都宇治の上等な抹茶と丹波地方で取れる大粒の黒豆「丹波黒」を取り寄せて焼き菓子にしました。
レシピはフランス風のパウンドケーキ「カトルカール」
醗酵バターと和三盆糖を使って、抹茶の風味を活かしながら上品なお味に仕上げました。
日本と西洋の垣根を超えた味わいとなったカトルカール。
正方形の型で焼いて四方を落とすと、美しい抹茶の緑と丹波黒が覗きます。
寒に入った今、とても寒くて日本のアチコチで寒波、大雪が降っています。
春の暖かな木々の芽吹く季節はまだまだ遠いのですが・・・
そんな春を待ちわびて♪
若草色の抹茶をケーキの上面に降り、金箔をのせました。
(若草色は本来は季節はずれな色かもしれませんが。。。。)
ちょっとあらたまった気持ちで贈るお菓子のラッピング。
「しぼ」の入った厚手の和紙からほんの少し赤い和紙を覗かせて。
こういうしっかりとした和紙はラッピング用品のお店ではなかなか手に入りません。
どうしたものか・・・と考えていたら、昨年12月に次男と一緒にクラウンプラザ神戸に「お香」を買いに行った時にみつけた「結納品」を扱うお店。
そちらで手に入れました。
ラッピングをしながらも、なんだか心があらたまるような気持ちになります。
作るお菓子は西洋菓子ですが、作る私も、召し上がる方も日本人。
あまり日本の古くからの文化や伝統の勉強はしてこなかったのですが
これからは折に触れ、日本の文化、伝統も知りたいと思うようになりました。
では、またね♪ See You~!