昨年末にいただいたオーダーは「お世話になった方へ特別なプレゼントをしたい・・・」
プレゼントする方は私の幼馴染Oさん。
プレゼントされる方は共通の友人Yokoさん。
Oさん、Yokoさん、両方のお顔を浮かべながらお作りしました(*^^*)
お作りしたのはシュガークラフトの小さな箱
箱にはもちろん!?お菓子を詰めて(*^-^*)
シュガークラフトの小箱にブール・ド・ネージュを詰めて♪
ブール・ド・ネージュは「雪の玉」
スノーボールと言われる可憐な焼き菓子です。
今回は和三盆を使って作りました。
和三盆のブール・ド・ネージュ
日本の伝統文化「能」を通じて、Yokoさんがしておられる「matobi」<<ヒト>>、<<コト>>、<<モノ>>をつなぐお仕事、活動にOさんもわたしも大変共感しています。
能、謡、京友禅の手法で作った扇、着物、お茶・・・
伝統的な佳きもの、美しいものを今の生活に取り入れて気持ちよく暮らすヒントをたくさんいただいています。
箱のフタの部分には今年の干支「戌」を描きました。
4つある側面のひとつは「梅」
寒い冬にいち早く花を咲かせて春を呼ぶ美しい花
梅・・とくればやはり「胡蝶」
縁、出会いのありがたさを表現した能の演目「胡蝶」
日本の秋の代表的な花である「菊」
五節句の「重陽」を象徴する吉祥文でもあります。
一年中緑を絶やさない松も描きました。
使った色は、平安時代の女官の装束の「かさね」の色目から「赤、白、青、緑、黄」に黒
ベースには藤色を選びました。
組み立てて完成(*^-^*)
実際にお菓子をつめて持ち運べる箱をシュガークラフトで
日本の伝統柄や色を使うこと
ずっとやってみたい・・と思っていたことをやっとひとつのかたちにする
まだまだ未熟ですが、はじまりの作品です。
オーダーしてくださったOさんも、贈られたYokoさんも大変喜んでくださいました。
ありがとうございました。