2月のスタートは寒い&各地の大雪。
雪の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
さて、今日は1月にバースデーをお迎えになられたN川さまのご主人さまのケーキです。
自称チョコレートホリックの私はN川さまのご主人様のことを「MR.チョコレートホリック」とお呼びしているくらいチョコレートが大好き。
毎年「これぞチョコレートケーキ!」というのがご希望です。
昨年は・・・Delice au chocolat fraises(デリス・オ・ショコラ・フレーズ)でした。
その際に、「チョコ好きには堪らんケーキがある」と「そして絶対お店では売ってない」ともうひとつ候補を出したケーキを今年はお作りしました。
シャルロット・マントノン☆チョコ好きには堪らんケーキ!
どこがチョコレートケーキ??と思われますが・・・
ふっくらスポンジケーキで作ったシャルロット(帽子型)の中は濃厚なチョコレートムースが詰まっています。
チョコレートムースといってもゼラチンを使わず、チョコレートとふんわりと泡だてたバター、生クリームで固めています。
バター?と聞くと「バタークリーム」嫌い!と言う方は多いですが・・・
きっちり作ったバタークリームはゼラチンで固めたフィリングに負けず味も食感も軽くて美味しいなぁと思います♪
そしてこのチョコレートムースはカリっと香ばしい皮付きアーモンドが刻んでコロコロ入っています。
ね?そこのチョコレートホリックさんたちも心魅かれませんか?
ほんの少しだけフィリングを残してお写真撮ってみましたよ♪
トロ~リ生クリームにぽっかりと浮かんだショコラアイランド。
この写真を撮る時にセルフィーユを載せようか迷っているうちにポロっと手から落ちてしまいました。・°°・(>_<)・°°・。
ないほうがよかった・・・セルフィーユ。
ピンクペッパーのせたかったな。。。という小さな後悔は置いといて・・・
このケーキ、冷蔵庫で冷やしますが、食べる前に室温に戻すのがポイントです。
N川さまの場合はバースデなので、お子様たちとご家族みんな集まってワヤワヤとしているうちにいい具合になるだろう・・・と思っていましたが
満場一致で「めっちゃ美味しい!」とその日のうちに完食だったそうです。
o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o イエーイ よかったわ~♪
去年はお子様がまだまだ小さくて「アーモンドを万が一喉に詰めたらいけない」という理由で来年(今年ね)となった訳ありのバースデーケーキでしたから。
N川様、今年も喜んでいただけてうれしいです!
このケーキの名前の「マントノン侯爵夫人」のことを 少しお話しましょうか。
マントノン侯爵夫人はフランスの太陽王ルイ14世に愛された夫人です。
機知に富み優しく温かな人柄でサロンの人気者でした。
オーブンを発明して使った最初の貴婦人としてフランスの百科事典に紹介されているほどお料理もお菓子もお好きだったそうです。
ルイ14世に出会う前貴族と言っても貧しい生活だったそうです。
ある夕食のとき、お肉料理がなく、機転のきく召使いが「奥様もうひとつ小話をしてください。そうすれば肉がないことにみなきづかないでしょう」といったというエピソードは有名です。
「今田美奈子著 貴婦人が愛したお菓子」参照させていただきました。
本来はショコラのアングレーズソースをつけるのですが、今回はホイップクリームのほうがいいと思いましたのでこんな飾りに♪
オーダーありがとうございました。