「森のラブレターⅡ」 感動!倉本聰が贈る・・・地球と命の輝きスペシャル、高2の次男「岳」と一緒に見ました♪
残念ながら長男「由」はバイトで不在でした。
いやぁ~よかったです♪とっても!
出演者もナレーションもとても易しくわかりやすい言葉を使っていて、私にも「岳」にも聞きやすくて、美しい映像と音楽と一緒に、スゥ~っと入れました。
「岳」も時々笑顔を見せたり、お目目キラキラでいつの間にか見入っていました。
一番エキサイトしたのは、国分太一君がツリークライミングの先生と一緒に高い高い木に登って木の上から森を見下ろしてのお話。
思わず2人で「うわぁ~!」って歓声上げてました。
目線が変わると見えるものがこんなにも違うものなのかと。
ツリークライミングの先生が話すいろんな森の木々のエピソードは小学生でもわかるほど、とても優しくて面白くて「へぇ~!」と素直に共感しました。
そのひとつに、弱って倒れてしまいそうになった木を別の木が下から支えて、まるで「人」という字のような形で一緒に生きている木の話がありました。
それを見ていた「岳」が、「支えられて元気になって行く木はそれでいいけど、支えているほうの木はしんどいばっかりと違うん?」
なるほど~「岳」らしい素直な感想だわな~
最初、「損」「得」勘定の話かな・・と思ったのだけど、どうも少し違うようです。
彼は「特別強いとか元気とは限らない支えているほうの木」のことを考えているんだなと気づきました。
介護の仕事をして、時には「ああ~今日はしんどかったぁ~」なんて独り言いう私をみているからかもしれません。
介護というと、さまざまな日常の生活や動作をすることが困難、またはできない人を助ける、手伝うことだと思っていました。
でも仕事をしていくうちに「助ける」とか「手伝う」だけではないような気がします。
「寄り添う」という言葉のほうがしっくりと感じます。
「寄り添う」ので、支えている側も支えられている方から寄り添われている。
私自身も、お世話をしている人からものすごくパワーをもらってると感謝したことが何度もあります。
特別な言葉をかけてもらったとか、してもらったとかそういうのではないのですよ~。
ただその方の生活や人生のひと時に介護を通して寄り添わせてもらっている、それだけなのだけど。
・・・とまぁそんなことを「岳」に話すと、「ふぅ~~ん」とちょっと考え込んでいました。
まだ彼には理解できないかもしれません。
のんびりやで自然が好きで(特に海が)不思議な優しさを持つ「岳」もそろそろ進路を真剣に考える年頃です。
思い出したので、追記に「岳」の高校の文化祭「兵工祭」の様子を少しだけ記しておこうと思います♪
上の写真はその文化祭の総合理化学科のブースで作ってもらった「べっこう飴」です♪
「今年もやってきた!総合理化学科の化学マジックショー♪」
「高校生でんじろう先生」たちがお客さんの前で緊張しながらもがんばりました。
ご興味のある方はのぞいてみてくださいね♪
ではまたね♪ See You~!
さて、ここからは昨年11月に行われた「岳」の高校の文化祭のお話♪
「岳」の工業高校は8つの科があり、それぞれの科、学年で出し物を決めてブースや模擬店を出したり、舞台で演技したりします。
総合理化学科2年生は、「べっこう飴作り」「プラ板」「化学マジックショー」「フィールドワークのレポート」でした。
「フィールドワーク」は文字通り、自然の野山に出かけての授業ですが、アウトドアの達人である科の先生方や先輩とのフィールドワークはそれはそれは楽しかったそうです。
植物や湧き水を調べたり、化石を掘ったり、野山の木の実を食べたり・・・もちろんお泊り班はキャンプもします。
植物の化石って結構みつかるものなんですね~!びっくり!
化学マジックショーは、お客さんの前でさまざまな化学実験をし、そのカラクリを説明したり、実際にお客さんに体験してもらうことを「ショー形式」で行います。
教室を飾って観客席を作ったり、音響やなど裏方の仕事もたくさんあります。
生徒さんたちの緊張ときたら・・・(笑)
当然ですよね!実験を成功させるだけでも大変でしょうに、人前でしゃべってお客さんに楽しんでもらわなくてはならないんだものね。
お客さんの中には小さな子供が結構いました。
一番前の席に陣取ってワクワクしています(笑)
始まりました~!一番手とトリをD君と「岳」が勤めます。
「はーい!みなさんよろしくお願いしまぁ~す!ぼくたちもがんばりまっす!」若手お笑い芸人のような軽いつかみで始まりました。
しかし・・・・あまりの緊張で手が震えてます。私もハラハラ・・・
手順を優しく(笑)説明して、安全に注意を払いながらお客さんにも参加してもらいます。
ドキドキドキドキ・・・・!
2人一組で次々に実験ショーが続きます。
一振りでフラスコの色が赤や緑に変わったり、金属片が金色に輝きを放ったり
力自慢が頑張っても取れない「マルデブルグの鉄球」や、暗闇で怪しく光る発光液
手の平であっという間に燃えて消える・・・本当にマジックのようです。
最後は、液体窒素を使った「マイナスの世界」
見事にテニスボールがコナゴナに・・・!
内容はもちろんおもしろかったし、それ以上にみんなの一生懸命な姿に拍手!拍手!
無事に二回のショーが終わりました。
「お疲れ様」と声をかけて帰ろうか・・と思いましたが、終わるとすぐにみんなが自然に集まって反省会が始まった様子。
ショーの最中に起こった疑問もすぐに話すんだね。
べっこう飴とプラ板もしっかり楽しみました。
いい想い出になったなぁ~!「岳」も私も♪