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アップルパイ☆ぐりぐらぐりぐら

2012年09月21日 | パイ・タルト

朝晩とても涼しくなってようやく秋めいてきましたね。

空と雲がちょっと高くなったような♪

今年獲れたりんごも美味しい季節になりました。

今日はこの秋早速焼いたアップルパイです。

オーダーくださったのは広島のMさま。

ご自宅用とご友人へのプレゼント用とお作りさせていただきました。

アップルパイ☆ぐりぐらぐりぐら

2012

丸くて大きなアップルパイ♪

アップルパイ大好きなMさまのオーダーがきっかけで作り始めました。

中にはぎっしりとリンゴのフィリングが詰まっています。

焼き時間は18センチで約90分、22センチなら約120分。

途中、とってもいい香りが部屋中に広がってくるのですが・・・

あわててオーブンのフタをあけてはいけません。

しっかり焼けるまでガマンします。

焼きあがった時の感動は独り占めするのがもったいないくらいです。

Photo_2

舞台裏ですが・・・成型途中のアップルパイ。

今回は9月の初めにパイを打って作リました。

とても気温が高くてクーラーをかけて室温を下げても、パイ打ちには条件がよくありません。

せめて大理石の麺台を保冷材で冷やしながらの作業ですが・・・気を抜くと生地の表面が荒れている部分が出来てしまいます。

大きく伸ばした生地の一番よい部分、真ん中を使います。

今美味しいサンつがるをたっぷり使ったフィリングは二種類。

白ワインとバニラ風味のリンゴのコンポート。

カルバドスでフランベしたリンゴのソテー。

ほかにリンゴをソテーしたフライパンでソテーしたパン粉とキャラメルを加えます。

リンゴの香りがとてもよかったのでシナモンは使いませんでした。

Photo_3

お二つのアップルパイを無事にお届けして・・・♪

残ったフィリングにチーズとくるみのパンを添えて♪

手前の左がリンゴのソテー、右がコンポートです。

思わずワインがほしくなりますね!

広島のMさまはご家族みんながそろった夜にパイを召し上がってくださいました。

このパイの感じがまるで「ぐりとぐら」にでてきそう・・・

「ぐりぐらぐりぐら・・・・と唱えながら心待ちにしています」・・・というメールをいただいて

それ以来私たちの間では「ぐりとぐらのアップルパイ」と呼んでいます。

「ぐりとぐら」で一番有名なのは大きな卵を大きなプライパンで焼くカステラですね!

楽しいおまじないを口ずさみながら♪

みんなで大きなカステラを仲良く分けて食べて、卵の殻の車に乗って♪

美味しいものがでてくる物語はずっと心の中に残ります。

Mさま、オーダーありがとうございました。

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