*村市バス対策協議会。10時より市役所第7会議室にて。
委員は
市町内会長会
市連合婦人会
市PTA連合会
市老人クラブ連合会
市社会福祉協議会
県高等学校町協会中地区
市タクシー協会
商工会議所
各団体からの代表1名。
学識経験者1名。この会の会長。
バス利用者 ご婦人3名。
以上12名。
そして、市交通政策課4名。
たっぷり2時間の会。全部は挙げられませんけど、すこし。
業務の目的
「市民に身近な公共交通機関である路線バスは、車社会の進展やライフスタイルの多様化などで利用者が年々減少している。本市における生活バス路線は、県交通局が運行しているが、そのほどんどの路線が不採算である。本業務は、本市の地域特性や市民ニーズを踏まえ、既存路線の見直しや再編を含め、効率的で地域の実情に見合った「新たな生活バス路線の再構築」と行うことを目的とする。」
路線バスの維持のため税金が(市のお金から補助金として)投入されています。それもかなりの額。市の財政を多少なりにも圧迫しているのは事実。つまりは、路線の見直しや再編、再構築を行い、少しでも補助金を減らしていきたいということです。かといって、一方的に路線廃止や減便ということではありません。
しかして、その金額はと云うと
平成18年実績 1億2117万7千円
平成19年実績 1億2261万3千円
平成20円実績 9844万4千円
見直し等により減ってきています。今年度は8419万2千円の見込み。
いや、これほどの金額が投入されているとは知りませんでした。
本市のみなさん、ご存知でしたでしょうか?
調査報告書
調査期間:平成20年7月下旬~8月上旬
調査対象:市内3,000世帯の15歳以上の男女(無作為抽出)
回収率:39.3%
によると、
税金投入の認知状況は
「知らなかった」(49.7%)
「知っている」(44.1%)
無回答(6.2%)
半数近くはご存じでなかった訳です。
また、バスの利用頻度は
「この1年間利用したことがない」(67.6%)
「年に数回利用する」(14.3%)
「月に1、2日利用する」(8.8%)
「週に1日~3日利用する」(4.6%)
その他
「この1年間利用したことがない」人の理由は、
「車や自転車等での移動が便利だから」(81.1%)
「利用したい時間帯にバスが少ないから」(16.3%)
「目的地を通るルートがないから」(4.9%)
いろんな意見があるのは当然。
「有る程度の税金を投入してでも、交通弱者のことを考えてあげるべき」
「しかし、これだけの税金を充てる必要性が有るほど利用されているとは思えない」
「それは、路線バスの利便性が悪いからだ」
「なら、利便性が良くなれば利用者が増えると言い切れるのか?」
「市だけが努力してもダメだ。県営バス全体としての見直しも必要」
結論はでないでしょう。
確かに、出された資料の説明を聞くとダイヤの見直しをすべきところもあるようです。
昔は一家に1台だった車も、今は一家に2台以上は珍しいことでは無くなりました。現に我が家も4台あります。ですから運転できないお年寄りだって家族に送ってもらうのが多くなったのもあるでしょう。
路線バス利用者は今後も減少傾向強くなっていくのではないでしょうか。大型商業施設があちこちに建ち、ショッピングスタイルも変わってきた今、どの程度が適当なのか?バランスが難しいですね。
有る程度の見直し案も出されました。但し、あくまで市側は県へお願いする立場。即実行と云うことにはならないそうです。この会はもう1回開かれる予定です。
路線バスが満車・・・を見るのは平日朝の通学時ぐらいかな。
市役所では毎月第1・3金曜日は「ノー・マイ・カーデー」として、CO2削減、バス利用を促進しているそうです。
そう言えば、JRは利用することはあるけど、路線バスは無いなぁ。
最後に乗ったのはいつだっけ?30年以上前のような・・・。
写真は市役所本館南側の緑のカーテン。
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